メルセデス-AMG GT Cは「GT R」と「GT S」のあいだ コンバーチブルは911を揺るがす

公開 : 2017.03.31 20:00  更新 : 2017.05.23 16:29

GT Cロードスターを数字でおさらい

3層ファブリックのフードを備え、50km/h程度までなら走行中でも11秒で開閉できる。フードは3色が設定され、インテリアのカラーはこれまでより選択肢が増えている。

ロードスターはクーペ同様、大部分をアルミで構成し、少量のスチールとマグネシウムを加えたモノコックを採用。GT Cでは、トランク・リッドなどにコンポジット材を加え、車両重量は1735kgとなる。

スタンダードなGTロードスターより65kg重いが、それはデフの変更やアクティブ・リア・ステアの採用、冷却系の強化、ボディとトレッドの拡幅によるもの。

さらにアダプティブ・ダンパーを標準装備し、ホイールはフロント19インチ/リア20インチに。また、レザー・インテリアもアップグレードされる。

重量増加にもかかわらず、0-100km/h加速はパワーアップにより、GTロードスターの4.0秒から3.7秒へ短縮し、最高速度は315km/hと、こちらは12km/hほど向上している。

どちらもその数字を確認するなら、フードは上げておいた方が良さそうだ。そうそう、エンジンはツイン・ターボであることを言い忘れていた。トランスミッションはリアにマウントされた7段DCTで、後輪のみを駆動することも付け加えておこう。

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