アウディA5カブリオレは「そつのない」4座オープン 2.0 TDIはクーペよりもオープン推し

公開 : 2017.04.06 11:00  更新 : 2017.05.29 18:13

定評があるアウディの4座オープン。とりわけ目立つところはないけれど乗れば乗るほど、じわりと味わいが増す。こちらの2.0ℓディーゼルも例外ではないようです。

■どんなクルマ?

控えめだが、エレガントで堅実

アウディの4座オープンには定評がある。初代は1991年に登場したB4世代のカブリオレで、90年代のブランド・イメージを牽引した。そういえば、ダイアナ元妃もB4カブリオレのオーナーだったっけ。

それがA4から分離し、A5カブリオレとして生まれ変わったのが2009年。控えめながらエレガントで堅実、オープンとしては安全、といった個性は十分に認知され、好評を得ている。

フル・モデルチェンジを受けたこの新型も、その本質に変わりはなく、わずかに長くなったが外観もすぐにA5だと認識できるもの。ただしMLBエボ・プラットフォームの恩恵で、大幅に軽量化された。

試乗したのは、191psの2.0ℓ「TDI」ターボ・ディーゼルに、7速DCTを組み合わせたFFモデルで、燃費の公称値は22.2km/ℓ。エントリー・グレードのSEであれば£40,000(552万円)を切るが、今回はより華やかなSラインをチョイスした。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記