織戸茉彩選手がヒョンデのアンバサダー就任 モータースポーツを通じて『EVの愉しさ』を日本のカルチャーに

公開 : 2026.03.12 07:45

3月11日、ヒョンデ・モビリティ・ジャパンは2026年のモータースポーツ活動計画を発表しました。レーシングドライバーの織戸茉彩選手が『HMJモータースポーツアンバサダー』に就任します。篠原政明のレポートです。

ただ走るだけでは終わらせない

3月11日、ヒョンデ・モビリティ・ジャパン(以下、HMJ)は、代官山Tサイト・ガーデンギャラリーにおいて、2026年のモータースポーツ活動計画を発表した。

発表会では、まずHMJマーケティング室の石澤信ディレクターが、ヒョンデとモータースポーツの関わりを紹介。2015年にヒョンデの高性能ブランドである『N』を立ち上げてから、ヒョンデはWRC(世界ラリー選手権)をはじめ、日本でもスーパー耐久シリーズや全日本EVグランプリなどのモータースポーツに参戦。

2026年からモータースポーツアンバサダーに織戸茉彩選手が就任することを発表。
2026年からモータースポーツアンバサダーに織戸茉彩選手が就任することを発表。    ヒョンデ・モビリティ・ジャパン

WRCでは2019、20年にマニュファクチャラーズ、2024年にはドライバーズのチャンピオンを獲得している。

そして2023年に発表(日本では2024年に発売)されたハイパフォーマンスEV『アイオニック5 N』は、パイクスピーク・ヒルクライム(米国コロラド州)でのクラス優勝や、筑波サーキットのEVレコード更新など、華々しい活躍を続けている。しかも、レギュレーションに則した改造は行っても、パワーユニットに関しては市販車と変わっていないのだ。

そんなヒョンデのモータースポーツでの活動を背景に、HMJはモータースポーツを通じて『EVの愉しさ』を日本のカルチャーにするための新たな挑戦を始動するという。

いま『N』ブランドでは、『ネバー・ジャスト・ドライブ(Never just drive):ただ走るだけでは終わらせない』をキャッチフレーズに掲げている。

2026年モータースポーツ活動における3つの取り組み

続いてHMJマーケティングチームの澤村浩一氏が、2026年モータースポーツ活動における3つの取り組みを発表した。

まず、レースの現場で『走り』を見せる。

特別ゲストとして2025年スーパー耐久チャンピオンのリ・ジョンウ選手(左)が登場。
特別ゲストとして2025年スーパー耐久チャンピオンのリ・ジョンウ選手(左)が登場。    ヒョンデ・モビリティ・ジャパン

WRC(i20N:モータースポーツ専用車)やスーパー耐久シリーズ(エラントラ N:日本未導入)に加え、WEC(世界耐久選手権)富士ラウンドにも『ジェネシス(ヒョンデの高級ブランド:日本未導入)』で参戦予定。全日本EVグランプリのスポンサーも継続し、シリーズチャンピオンは韓国で開催される『ヒョンデNフェスティバルeN1カップ』にスポット参戦(HMJが全面サポート)できる。

次に、『熱量』をリアルタイムで届ける。

モータースポーツ専用のWebサイトや公式SNS(Xとインスタグラム)をオープンし、参戦情報に加え、レース車両の開発の様子、メカニックの挑戦、ドライバーの声など、現場の『リアルな熱量』が伝わるコンテンツを発信する。

そして、『人』を通じて広げる。

『HMJモータースポーツアンバサダー』にレーシングドライバーの織戸茉彩(おりどまあや)選手が就任。全日本EVグランプリ第2戦(もてぎ)から『MAX ORIDO RACING』として参戦する。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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