実はまだ買えるロータス・エミーラ『ファーストエディション』(前編) ピュアスポーツカーだと感じるファーストタッチ
公開 : 2026.03.11 11:25
ロータスのミドシップスポーツカー、『エミーラ』の3モデル、『ターボSE』、『2.0ファーストエディション』、『V6ファーストエディション』(6速MT)を一気に試乗します。編集部ヒライのレポート、その前編です。
「え、ファーストエディション?」
ロータスのミドシップスポーツカー、『エミーラ』の3モデルを一気に試乗する機会を頂いた。『ターボSE』、『2.0ファーストエディション』、『V6ファーストエディション』(6速MT)となる。
ロータスは現在、エミーラの他にいずれもEVとなる、SUVの『エレトレ』、セダンの『エメヤ』、ハイパーカーの『エヴァイヤ』をラインナップ。特に4モーターのエヴァイヤはUK編集部のレポーターが『こんなにも凄まじい加速を体感したのは初めて』と評するほどで、助手席でもいいので、いつかその加速を体験したいと思っている。

ちなみにエレトレに関しては先日、中国市場で『フォーミー』と呼ばれるプラグインハイブリッドが発表になったばかり。他の市場に関しては発表がないが、将来的には日本にも導入されるかもしれない。
さてエミーラであるが、「え、ファーストエディション?」と思った方も多いだろう。2021年に発表された当初に登場したグレードだが、実はまだ日本で購入することが可能だという。
ファーストエディションは例えば『150台限定』のような形ではなく、初期仕様全体に対するネーミングなので、今回の試乗車である2024年モデルまではそのまま生産が続いていた。
そして2025年モデルからは、『ターボ』、『ターボSE』、『V6』の3モデルとなり、2026年モデルでは、『V6SE』と『レーシングライン』を追加。つまり今回の3台は、ターボSEのみが2025年モデル、他の2台が2024年モデルというわけだ。
ピュアスポーツカーであることを思い出す
パワーユニットは2LがメルセデスAMG製直列4気筒ターボ(M139)で、ターボSEが406ps/480Nm、ターボ(2.0ファーストエディション)が365ps/430Nmというスペック。いずれも8速デュアルクラッチを組み合わせる。0-100km加速はターボSEが4秒、ターボが4.4秒だ。
一方のV6(ファーストエディション)は、エキシージやエヴォーラでも搭載されたトヨタ製3.5LV型6気筒スーパーチャージャー付き(2GR-FE)で、406ps/420Nというスペック。トランスミッションは6速MTあるいは6速ATで、0-100km加速はMTが4.3秒、ATが4.8秒だ。

最初に乗ったのはターボSE。直前まで某GTカーに乗っていたので、エミーラのしっかりと重い(正確にはGTカーが軽すぎる)ステアリングの手応えに、身の引き締まる思い。それはブレーキも同様で、ファーストタッチで軽く踏んだつもりがガツンと止まって、エミーラがピュアスポーツカーであることをすぐに思い出した。
内装の雰囲気はエリーゼ時代に比べると各段にラグジュアリーになったが、まるでドライバーと路面の間に余計なものがない感覚は、いい意味でプリミティブ。試乗会場を出て最初のT字路からして曲がるのが楽しく、しかもその軽快で機敏な動きは、動的質感を伴うものだ。
乾燥重量1457kgを軽量と捉えるかはさておき、高速道路に乗り入れたところ、406psのターボエンジンはモリモリと力強い加速をみせた。サウンドも力強く、ドライブモードをツアー、スポーツ、トラックと切り替えると、どんどん速くなる印象だ。
*実はまだ買えるロータス・エミーラ『ファーストエディション』(後編)に続きます。




















































































