知ってた? 中国にはVWのセダンが11種存在、その理由とは 全車紹介も

公開 : 2017.07.17 06:10

11種すべてのモデルをご紹介

新型ジェッタ(2013)

£9,120(134万円)より

2016年販売台数:データなし

北米とヨーロッパで生産が終了されたモデルのMk6ではない。ポロと共有する、PQ25プラットフォームに成り立つモデルである。

セアト・トレド、中国でも発売されているスコダ・ラピッド、SAICのエントリーレベル・モデルである新型サンタナの姉妹車でもある。

新型サンタナ(2013)

£9,700(143万円)より

2016年販売台数:18万8214台

FAWの新型ジェッタに対する、SAICの姉妹車であり、会社の設立から2013年まで中国で発売された、先代サンタナからモデルチェンジを課したモデルである。

イギリスで1981年から1985年まで発売されていた同じモデルである。その後、(Mk2)パサートと車名を変更している。

新型ボーラ(2013)

£12,300(181万円)

2016年販売台数:47万8699台

FAWが販売。Mk4ジェッタ/ボーラを基本とする。去年だけで50万台ちかくが売れた11種のなかでベストセラーだ。

新型ラヴィディア(2012)

£12,550(185万円)より

2016年販売台数:14万3145台

ラヴィディアは、SAICの中国市場向けの車種である。
このモデルは、ラヴィディア・クラシックと車名変更され現在も発売中の2008年ラヴィディアからの大きなアップデートを受けたモデルである。

ラヴィディア・クラシック(2008)

£12,900(190万円)より

2016年販売台数:データなし

どういうわけか、旧型ラヴィディア・クラシックは、現行モデルよりも高価である。

アップデートを受けた姉妹車と同じく、1996年Mk1スコダ・オクタビアや1999年Mk4ジェッタ/ボーラが使用したPQ34プラットフォームをベースにのロングホールベース化したモデルである。

新型サギター(2012)

£15,000(221万円)

2016年販売台数:34万8347台

FAWによる、中国市場向けの車種である。現行Mk6ジェッタの外装を変えたモデルである。

ラマンド(2014)

£16,700(246万円)

2016年販売台数:22万2279台

中国市場向けの車種である、SAICのラマンドは、現行Mk7ゴルフのプラットフォームを使用する。このモデルは、2001年Mk4ポロのセダン版であるポロ・ジンキューの後継車である。

新型パサート(2015)

£21,700(320万円)

2016年販売台数:34万1331台

2001年MK7パサートと同じモデルで、SAICによって製造されている。

新型マゴタン(2010)

£21,700(320万円)

2016年販売台数:17万1283台

新型パサートと同じ価格に設定された、FAWのマゴタンは、2005年Mk6パサートをアップデートした、2010年Mk7パサートのフェイスリフトをしたロングホイールベースモデルである。

CC(2010)

£21,700(320万円)

2016年販売台数:29万148台

CCは、2005年Mk6パサートのクーペ・モデルをベースにする、パサートCCであり、新型マゴタンとプラットフォームを共有する。

ファデオン(2016)

£40,000(589万円)

2016年販売台数:データなし

SAICが製造する、フェートンの後継車である。この中国市場向けのリムジンは、FAWが販売する2012年アウディA6Lのプラットフォームを共有する。

6.0ℓW12エンジンではなく、300psの3.0ℓV6ガソリンエンジンを搭載するファデオンは、先代のフェートンほど風変わりではないが、2003年にフェートンが導入された時の価格よりも相対的にリーズナブルである。

これに、SUVのニッチモデルが延々と続くが、それらを紹介するスペースはない。

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