お金をかけないリッチライフ(最終回) フェラーリ456 GTA 試乗記

公開 : 2017.10.01 12:10

第4話、トリを飾るのはフェラーリ456 GTAです。(最近高くなってきましたが)なかでも馴染みやすいほうなのかもしれない456 GTA。英国編集部も(めずらしく?)褒めています。

もくじ

V12をフロントに
分別のあるフェラーリが欲しいなら
フェラーリ456 GTAのスペック

V12をフロントに

自動車メーカーが、自社の昔のカタログからインスピレーションを得ることは良くある。それだけにフェラーリがデイトナの精神的後継モデルを作り上げるのにこれほど手間取ったことは意外だ。

1992年に発表された456は、V12をフロントに積み、トランスアクスル経由で後輪を駆動するという伝統的なセットアップをついに選択した。

長いボンネット、ポップアップ式のヘッドライト、四角いテールライトと、メカ以外の部分も生まれ変わった。

英国向け価格は£146,500(1900万円)で、史上最も高価なフェラーリとなったため、マセラティの新車価格の2倍を上回る。

残念なことに456は、数年前まで£30,000(390万円)で上玉を手に入れられたが、最近はそうはいかない。今回のセレクションの中でも最も高価なモデルなのである。

ピニンファリーナのデザインしたラインは、巨大なこのクルマのサイズを上手く隠したが、3200やDB7と並べると少し見劣りするし、存在感もBMWよりやや薄い。特にリアから見るとそう感じる。

厳しすぎる意見だと思うかもしれないが、運転しやすいし。好きなクルマなのだから仕方ない。

V12エンジンはパワーがありすぎ、都市部の走行ではほとんどアイドリング程度にしか回転を上げられない。低い唸り声は凄まじいエンジンが隠されていることを仄めかすには十分だ。

ステアリングの感触や乗り心地はどうなのだろう?

 
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