レクサスES新型(2)画像57枚 日本初導入モデル 北京ショー

公開 : 2018.04.25 13:36  更新 : 2018.04.25 20:02

GA-Kプラットフォーム + 2.5ℓハイブリッドシステム

歴代ESがDNAとして継承してきた上質な乗り心地をさらに進化させるとともに、新世代レクサスにふさわしいスポーティな走りを実現。具体的には、GA-Kプラットフォームや新世代ハイブリッドシステムなど、レクサスの最新技術を導入。また、人間の反応や動作を徹底的に分析し、乗る人にとっての自然さを追求したという。特にドライバーの運転操作に忠実な、優れた車両応答性や、心地よさを感じる空間作りにこだわったのが特徴だ。

GA-Kプラットフォーム

新プラットフォーム採用による高剛性化・低重心化のほか、ダブルウィッシュボーン式リアサスペンションの採用や、ジオメトリーの最適化で、高い操縦安定性を確保。また、ラック平行式電動パワーステアリングによる優れたステアリングレスポンスで、レクサス独自の「すっきりと奥深い」走りを目指した。さらに低いヒップポイントや調整幅の広いステアリングにより、ドライバーが的確な操作をできる運転姿勢としている。

音源対策、吸音・遮音性能は、風洞実験による車体形状の検証や吸音材・遮音材の最適配置のほか、ノイズリダクションホイールや遮音性の高いアコースティックガラスの採用など、フラッグシップセダン「LS」で培った技術を継承。また、人が心地よく感じる周波数帯を解析し、エンジンやオーディオのサウンドと調和した快適な室内空間を提供するという。

2.5ℓハイブリッドシステム

2.5ℓ直列4気筒エンジンは、吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼で、世界トップレベルの熱効率を実現。高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを可能とした。

新型のトランスアクスルやPCU(パワーコントロール・ユニット)を採用し、ハイブリッドの持ち味である圧倒的な燃費性能はそのままに、ダイレクトな加速フィーリングを実現。また、ハイブリッドバッテリーを小型化し、リヤシート下に配置することで、軽量化・低重心化に加え、荷室容量の拡大にも寄与した。

Fスポーツは、ドライバーの運転操作に忠実でよりスポーティな走行性能を実現するため、きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSを採用したほか、パフォーマンスダンパーを車体の前後に配置し、ボディ剛性のバランスを向上させるとともに、細かい振動を減衰吸収。優れた操縦安定性と上質な乗り心地を目指したのも特徴。

グリルメッシュとサイドグリルをこれまでの縦基調のメッシュを継承して発展させたブランド統一の新Fメッシュパターンを採用。さらに、19インチ・アルミホイールやシート、ステアリング、メーターなど、スポーティさを強調する内外装とした。

Fスポーツの鋭く磨き上げられた走りを表現するため、日本刀の仕上げ工程「刃取」に着想を得たFスポーツ専用アルミオーナメントパネルを新開発。最新の生産技術で匠の研磨技術を再現し、日本刀の刃文をイメージさせる紋様を作り出しましたという。
 

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