レクサス新型『ES』 5月に英国で発売、価格は約6万ポンドから アウディやBMWに対抗する高級セダン、装備内容も豪華

公開 : 2026.04.09 07:05

レクサスの新型『ES』が欧州市場に上陸しました。5月から英国で販売開始予定で、価格は5万9345ポンド(約1260万円)から。英国ではEVモデルのみの展開ですが、欧州ではハイブリッドも用意されます。

英国ではEVモデルのみ

レクサスの英国部門は5月、新型『ES』の英国での販売を開始する。アウディA6BMW 5シリーズに対抗する高級セダンの8代目モデルで、価格は5万9345ポンド(約1260万円)から。英国では完全電動モデルのみが販売される。

欧州市場では、最高出力202psのハイブリッドパワートレインに加え、2種類の完全電動モデルがラインナップされる。しかし、英国では欧州に比べてEVの販売比率が高いため、内燃機関搭載モデルの導入は見送られた。

レクサスES
レクサスES    レクサス

英国仕様のESは当初、『350e』という前輪駆動モデル1種類のみが販売される。最高出力224psのモーターと77kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で約530kmの航続距離(公式WLTP数値は未確定)と、0-100km/h加速8.2秒を実現する。

5月1日に発売予定で、3つのグレードが用意される。『プレミアム』が5万9345ポンド(約1260万円)、『プレミアム・プラス』が6万8245ポンド(約1450万円)、そして最高級グレードの『タクミ』が7万2545ポンド(約1540万円)だ。タクミは、ヒーター&ベンチレーション&リクライニング機能付きの後部座席といった豪華な装備内容となる。

ミニマルなインテリア

デュアルモーター/四輪駆動の『ES 500e』も後日英国向けのラインナップに加わる予定だ。最高出力343psを発揮し、0-100km/h加速は5.7秒だが、航続距離(未公表)は350eよりも短くなる見込みだ。

レクサスによると、新型ESは先代モデルに比べて「乗り心地、快適性、静粛性」が向上しており、「乗員全員にファーストクラスの快適さを提供する」よう設計されているという。

レクサスES
レクサスES    レクサス

ミニマルなコックピットデザインは先代モデルとは一線を画すもので、中国市場からの影響が見て取れる。物理的な操作系は最小限に抑えられ、12.3インチの大型タッチスクリーンが主要な操作インターフェースとして中心に据えられている。スクリーンの下にはハプティック(触覚フィードバック付き)スイッチが隠されており、車両の電源を入れると点灯する。

新型ESは、SUVの『NX』と同じGA-Kプラットフォームをベースとしている。レクサスによると、シャシー全体の剛性を高めることで洗練性とレスポンスを向上させ、「サイズを感じさせないほど俊敏でレスポンスの良い走り」を実現したという。全長は先代モデルより165mm伸びて5.14mとなった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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