新型レクサス『ES』 英国ではEVモデルのみ販売か アウディやBMWと競合

公開 : 2025.05.23 18:45

レクサスが4月に発表した新型『ES』には、ハイブリッド車とEVが用意されています。ただし、完全電動車の販売比率が高い英国ではEVのみを導入する見通しです。四輪駆動の500eでは最高出力342psを発生します。

ハイブリッド車は導入せず?

第8世代となるレクサス『ES』の新型が登場した。アウディA6BMW 5シリーズと競合する上級セダンだ。ただし、英国ではガソリンエンジン搭載車は販売されない可能性がある。

欧州市場では、ESは最高出力201psのハイブリッドモデルと2種類のEVモデルが販売される予定だ。しかし、AUTOCAR英国編集部が入手した情報によると、英国におけるEVの販売割合が欧州の他の地域よりも高いことから、レクサスはEVのみでの販売を検討中だという。

レクサスES 500e(EVモデル)
レクサスES 500e(EVモデル)    レクサス

未確定ではあるものの、ハイブリッドモデルが英国に導入される可能性は低い。

EVには、前輪駆動の『ES 350e』と四輪駆動の『ES 500e』の2種類がある。前者には最高出力224psのモーターと77kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、充電1回あたりの航続距離は約530km、0-100km/h加速は8.2秒となっている。一方、500eは342psのツインモーターを搭載し、0-100km/h加速は5.7秒だが、航続距離(未発表)は350eよりも短縮される見込みだ。

新型のレクサスESは、4月の上海モーターショーで初公開された。先代モデルよりも「乗り心地、快適性、静粛性」が向上し、「すべての乗員に上質で快適な室内体験」を提供するように設計されているという。

ミニマルなコックピットは先代と大きく異なり、中国市場の影響を強く受けたデザインとなっている。一見、物理的なスイッチ類は少ないように見えるが、スイッチと内装トリムを同化させた新機構を採用し、操作時に点灯する仕組みだ。その他、12.3インチの大型タッチスクリーンがメインの操作インターフェースとして中央に配置されている。

新型ESは、SUVのNXと同じGA-Kプラットフォームを採用しているが、シャシー全体の剛性を高めて洗練度と応答性を向上させ、「そのサイズを感じさせない、俊敏で応答性の高い走りを実現」したという。

ボディサイズは全長5140mm、全幅1920mm、全高1555mm(EVでは1560mm)で、ホイールベースは2950mmとなり、先代よりも大型化した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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