マクラーレン・オートモーティブの軌跡 通算1万5000台目をラインオフ

公開 : 2018.05.28 10:40

マクラーレン・オートモーティブのプロダクション・センターから水色の「570Sスパイダー」がラインオフされました。実はこの1台、通算1万5000台目の生産車なのです。マクラーレンの軌跡をご紹介しましょう。

1万台生産から、わずか18カ月

マクラーレン・オートモーティブは、MPC(マクラーレン・プロダクション・センター)で、記念すべき通算1万5000台目の車両を製造した。同社がプロダクション・モデルの生産を開始してから7年目の快挙である。

1万5000台目の車両は、スポーツシリーズの570Sスパイダー(写真:水色)。キュラソーブルーをまとった個体である。2016年12月に通算1万台目をラインオフしてからわずか18カ月弱という期間での記録更新となった。


2016年。マクラーレンは高まる需要に応えるために、シフト制の製造工程を導入した。これにより日産約10台であった生産能力は日産20台に倍増。現在ではウォーキングから送り出される車両は、世界中の30を超えるマーケットに輸出されている。

昨2017年。マクラーレンの販売台数は3340台を記録した。これは、スポーツシリーズの570Sスパイダー、スーパーシリーズの720Sを導入した成果である。

2010年のマクラーレン・オートモーティブ誕生から現在までの軌跡をご紹介しよう。
 

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