マクラーレン 7年間に18車種投入 アロンソのライン取り「再現機能」も

公開 : 2018.07.13 18:30

軽量化とハイブリッドに注力 自動運転

発表されたハイブリッド計画と並行して、マクラーレンは「新たなドライビング機能」の開発への投資も行なっているという。フレウィットはマクラーレンに独自の自動運転技術を搭載したいと語った。例えば、サーキットでアロンソのベストラップをなぞる機能が挙げられる。「仮想的に彼の運転を見ることにより、自分の学習につなげるのです」

さらにマクラーレンは「軽量で急速充電が可能なハイパワーバッテリーシステム」を開発中。このシステムにより、30分以上の電気のみでのサーキット走行が可能だという。

さらに、「スーパーカー軽量化競争」でのリードを確実なものとしていく方針を示した。マクラーレンはヨークシャーに5000万ポンド(74億円)を投じたコンポジット・テクノロジー・センターを開設する。この操業が開始されれば、マクラーレンに関わる部品の57%が英国内で生産されることになる。

次世代のマクラーレンのために開発される技術には、より高度なサイバープロテクションやワイヤレスのソフトウエアアップデート・テクノロジーなどが挙げられる。

この成長計画の中で、マクラーレンは世界規模の販売の拡大を目指している。現在世界に86ある販売拠点を2025年までに100まで拡大し、ロシア、インド、中東地域などの市場を開拓する方針だ。

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