フィアット、これ以上の500の拡大はないと明言

公開 : 2013.03.26 11:32  更新 : 2017.06.01 01:50

フィアットのブランド・チーフ、ジャンルカ・イタリアは「中心的なモデルについては、現在のフィアット500の価値と遺伝子を考慮に入れれば、これ以上500のバッジを付けるモデルはないだろう。」と明言した。

彼は、フィアット500のラインナップが拡大されたラインに沿って、今後はパンダのラインナップが成長することだろうとコメントしている。

フィアット500が、ミニと同じようにそのレンジを拡大するということについては、「何人かと話したが、ミニは確立されたひとつのブランドであるが、フィアット500はそうでないという結論に達した。また、フィアット500がそうしたブランドになる必要もないと感じている。」と。

最近、フィアットは5シーターの500Lをそのラインナップに加えた。また、9月には7シーターの500XLが加わる予定だ。更に、2014年には小型SUVである500Xも登場する。

「500Xは、われわれがCセグメントのSUVに効果的に取り組んだ結果だ。」とイタリア。それは、効果的にブラーボに変わることとなる。

しかし、彼は、さらなるモデルがフィアット500のレンジに加わることはないだろうという。とりわけ、クーペとロードスターが500に加わることはないと明言している。その代わり、パンダには可能性があるという。現時点で、フィアットは、パンダ・トレッキングとパンダ4×4の成功は、大きな励みになっているのだという。

ちなみに、100ps前後の小さなホット・ハッチも新しいラインナップには予定されているとほのめかしている。

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