米レース史最大の事故から15年 なぜマクラーレンのテスターに? インタビュー

公開 : 2018.08.11 16:10

若手支援 マクラーレンでの任務

レースから退いた直後でさえ、ブラックは休もうとしなかった。彼は将来有望なスウェーデン人の若手、マーカス・エリクソンのレースキャリアを支援するプロジェクトを立ち上げた。現在エリクソンはザウバーからF1に参戦している。

また、ブラックは投資組織の取締役に就任し、大企業のブレーンたちと交流し、学ぶことを楽しんでいる。「どのプロジェクトも楽しんで取り組んでいます。それに賢い人と一緒に働くと驚かされることが多く、面白いです。仕事を頑張れば頑張るほど、うれしい偶然が積み重なりますし」と彼はいう。

マクラーレンでの任務に導いてくれたうれしい偶然は、グッドウッド・フェスティバルで1993年のウィリアムズをデモ走行するよう頼まれた時から始まった。チームは当時のドライバーを探していたが、デイモン・ヒルもアラン・プロストもスケジュールが合わなかった。

そこで、全盛期にそのクルマをテスト走行していたブラックに声が掛かったというわけだ。彼はクルマの技術チームと、グッドウッドの主催者の双方と仲良くなったので、グッドウッドでのイベントで走ることが増え、ディナーの席でフルーウィットと出会えたのだ。

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