レクサスLMやメルセデスVクラスに対抗 BYDの7人乗り高級ミニバン『デンツァD9』英国発売 超急速充電対応のPHEV

公開 : 2026.08.08 11:45

BYDの英国部門は高級ブランドのデンツァから新型『D9』を発売しました。レクサスLMやメルセデス・ベンツVクラスに対抗する大型ミニバンで、超急速充電に対応したプラグインハイブリッド車となります。

1.5Lターボのプラグインハイブリッド

BYDの高級車ブランドであるデンツァ(騰勢)は、英国でレクサスLMやメルセデス・ベンツVクラスに対抗する7人乗りの大型ミニバン『D9』の受注を開始した。

D9は、シューティングブレークの『Z9 GT』、SUVの『バオ5』、スーパーカーの『Z』に続く英国4番目のモデルだ。価格は7万5000ポンド(約1590万円)から。レクサスLMより約2万3000ポンド(約490万円)安く、来年発売予定の新型メルセデス・ベンツVLEの予想価格とほぼ同水準だ。

デンツァD9
デンツァD9

英国で販売されるD9はプラグインハイブリッド車(PHEV)で、単体で120psを発生する1.5Lターボチャージャー付きガソリンエンジンと、2基の電気モーター(前輪232ps、後輪61ps)を搭載している。

デンツァは合計出力を公表していないが、0-100km/h加速を8.6秒で達成すると述べている。

超急速充電にも対応、室内は豪華装備

また、床下に搭載された58.5kWhのバッテリーにより最大210kmの電気走行が可能だ。BYDの超急速充電技術「フラッシュ」に対応しており、最短わずか5分で10%から70%まで充電できる。

Z9やバオ5と同様、D9にもBYDのアクティブサスペンション「DiSus」が搭載されている。「コーナーでの安定した姿勢制御と、荒れた路面でのしなやかな乗り心地を両立」しているという。

デンツァD9
デンツァD9

標準装備として、電動スライドドア、レザーシート、パノラミックルーフ、冷暖房機能付き収納コンパートメント、そして2列目シート用のLCDコントロールパネルが備わっている。

8万5000ポンド(約1800万円)の上位グレード『アルティメット』では、2列目シートが14方向調整機能や16ポイントマッサージ機能を備えた「ゼログラビティ」シートとなる。さらに、フロントヘッドレスト内には12.8インチのスクリーンが搭載される。

英国での納車は今後数か月以内に開始される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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