ケンブリッジ公爵夫妻 マクラーレン新生産拠点オープン式典に出席

公開 : 2018.11.15 17:10

カーボン製タブの研究を加速

以前、同工場の竣工を記念したイベントでは、セナが約7000㎡におよぶ工場の床面でドーナツターンをし「洗礼」を与えた。

現在は45人のマクラーレン従業員が近隣にあるシェフィールド大学の研究所に配置されている。今後、このチームが200人程度まで増員され、カーボンファイバータブ技術の研究にあたるとのことだ。

大学の研究施設を使い、マクラーレンのチームは「モノセル」と呼ばれるあらたな1ピースのタブを試作しているという。マクラーレンはオートメーション化の推進により効率的な生産を図るとともに、この工場で働く従業員のトレーニングを進めている。

現在タブの生産はザルツブルグにあるカーボ・テックという企業が担当している。2019年にはMCTCでも生産が開始されるとのことだ。これにより、マクラーレン車の英国生産割合は現在の50%から58%へと向上する。

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