元マクラーレン 伝説的デザイナーに独占インタビュー 関心、地上から空へ

公開 : 2018.12.24 17:10

ヒット作は綺羅星のごとく

スティーブンソンのこの強烈な創造性が、1986年にパサデナにあるアートセンターカレッジ・オブ・デザインを卒業して以降のとてつもない量の作品となっている。

彼が手掛けたヒット作のなかには、まるで複葉機のような2段式リアウイングが特徴的なフォード・エスコートRS コスワース、BMW製ニュー・ミニ、フェラーリF430、マセラティMC12レーサー、現行フィアット500やマクラーレン12CとP1といったモデルが含まれている。


キャリアのほとんどを通じて自動車業界で働いてきた彼だが、2017年末に自身のスタジオを開くため、9年間在籍したマクラーレンを離れる決断をしている。「長い間本来は誰も必要としていないようなクルマのデザインをしてきました」と彼は言う。「常に世界をもっと素晴らしい場所にするための仕事をすべきだと考えてきましたが、もしかしたらもっと良い方法があったかもしれません」

米国籍を持つスティーブンソンだが、ヘンリー近くの自宅で自身のデザインコンサルタント会社を運営しながら、ミュンヘンにあるリリウムの本社との間を頻繁に往復しており、さらに週に何日かは家具デザインといった他のコンサルタント業務も行っている。「いまが一番充実しています」と彼は言う。「デザインとは精神の驚くべき発露なのです」

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