ヒュンダイ英国法人CEO、引退へ 英国市場での成長に尽力

公開 : 2018.12.06 20:10  更新 : 2021.03.05 21:37

ヒュンダイUKのトップ、トニー・ホワイトホーンがヒュンダイを退社すると発表されました。ホワイトホーンは英国内での様々な方法で改革に尽力し、ヒュンダイの売り上げを改善させました。しばらくの間はアドバイザーとして同社に残り続ける予定です。

英国自動車市場における革新者

トニー・ホワイトホーンは2005年にトヨタからヒュンダイへ移籍し、のちにヒュンダイUKのトップに就任。英国内の売り上げに貢献した名物社長がこの度、退社することが発表された。

2016年のAUTOCARアワードでは「英国市場における最も優れた経営者」のひとりに選出。ホワイトホーンが入社した2005年当時のヒュンダイの英国内での売り上げは2万8000台。順位も23位と、決して良い業績とは言えなかった。

業績を改善させようと数々の改革を実行。既存のディーラー販売網を見直し、ショッピングモール内などにもディーラーを設置。オンライン上での自動車販売などにも早い段階で乗り出した。

彼の長年の努力により、昨年の売り上げは9万3000台を記録。英国内では9位の位置までに上り詰めた。ホワイトホーンはしばらくの間はアドバイザーとして同社に残り続ける予定だ。

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