ジャガーXE、フェイスリフト 2019年モデルはルックス/質感向上

公開 : 2019.03.01 11:10

ラインナップ構成も変更

ジャガーは今回XEのラインナップからエントリーレベルを外した。今後はすべてのモデルに18インチ以上のホイールとLEDのヘッドライト、テールライトが装備されることになる。Iペースで初採用されたエレガントなステアリングや、前後のパーキング・アシストおよびカメラが装備される。そして今までのダイヤル式シフトセレクターはスタンダードなシフトノブに置き換えられ、スポーティさをアピールする。

XEのボディはスタンダードとRダイナミックの2種類が用意される。両者は前後のデザインで明確に区別されている。S、SE、HSEのトリムでこの2種類が選択可能だ。ジャガーのマーケティングチームによれば、これらの組み合わせを用意することにより選択肢を広げるとともに、顧客の混乱を減らすことができるという。

モデルおよびトリム以外にも、エンジンやオプションパックの選択が残されている。「われわれはボディや装備とは別にエンジンを選択できるうようにしました」とカラムは語る。「スポーティなルックスを好みつつも、最高スペックのエンジンを必要としないお客様も多く存在します。これは走り方や税制上の兼ね合いでしょう」

XEに設定されるエンジンの選択肢は洗練されつつも減らされている。ディーゼルおよびガソリンの2.0ℓインジニウム・ユニットが複数用意されている。しかし、低出力なグレードは廃されたようだ。ガソリンモデルについていえば、250psおよび300psが設定される。後者では0-97km/h加速は6.0秒以下とのことだ。

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