ランボルギーニCEOにインタビュー フェラーリへの対抗心 今後のプラン

公開 : 2019.03.10 07:50

その3:自然吸気+ハイブリッド

スーパーカーメーカーの多くが、自然吸気エンジンからターボ化へと舵を切っており、その代表格がフェラーリだと言える。

強化される一方の排ガス規制がその理由だが、ドメニカリは素晴らしいサウンドを響かせるV10とV12エンジンこそが、ランボルギーニを他のスーパーカーとは一線を画す存在にしていることを十分認識しており、だからこそ、ターボの前にハイブリッド化を進めているのだ。


「認証を取得するには仕方ありません」とドメニカリは残念そうに話す。「お客様のご要望にお応えするだけなら、次期アヴェンタドールも自然吸気V12エンジンモデルだけになるはずです。しかし、規制にも対応する必要があります。特定の地域では、市街地に乗り入れるには電動化が求められるため、次のアヴェンタドールでは、自然吸気V12エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせることになります」

だが、現行モデルの販売は依然として好調であり、今後2年のうちに次期アヴェンタドールが登場することはなさそうだ。

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