意外に多い? 3シーターモデル 15選 後編

公開 : 2019.05.03 18:50  更新 : 2019.05.04 13:03

マクラーレン720Sスピードテール(2018年)

イメージだけであるクルマを思い浮かべられるようになれば、そのクルマが真に象徴的な存在になったと認められる。たとえば、マクラーレン720Sスピードテールを目にすれば、多くのひとびとがあのF1の面影を見て取るだろう。センターコクピットと2座の助手席など、F1の再来以外のなにものでもないと思うはずだ。

F1と異なり、スピードテールのエンジンは4.0ℓのV8だが、これを電気モーターがアシストするシステムを採用し、偉大なる祖先を上回る400km/hオーバーの世界へ誘う。しかし、その生産台数はF1の最終的なそれと同じ106台となる計画で、価格は175万ポンド(約2億6250万円)からという。およそ1/3がアメリカへ送られる予定だが、アウターミラーの代わりにカメラを装備し、サイドエアバッグを持たないという標準仕様のままでは、彼の地では今のところ公道を走れないということになる。

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