【インタビュー】シトロエン新CEOに聞く  WRC不参戦の決定 C1の将来 MPVの存続について

公開 : 2020.06.11 11:20  更新 : 2021.03.05 21:42

WRC不参加の決定について

――ポスト・パンデミックにいて、シトロエンは中国からどのような教訓を学びましたか?

「最初に、インターネットベースの販売、または直接販売は、総売上高の大きな部分を占める可能性があります」

シトロエンC4スペースツアラー
シトロエンC4スペースツアラー

「第2に、在庫を増やした場合、業界は財政的に非常に危険にさらされます」

「通常の自動車メーカーは、2か月分の在庫を持っています」

「需要が消えた場合、会社全体の現金と同等か、それ以上の金額を表します」

「これが、フリーキャッシュフローに大きなリスクを抱えているOEMが、数多く見られる理由です」

「中国では、製品を絞って、在庫のための製造を行っています」

「10台のクルマ、5つのパワートレイン、3つのトリムがある場合、オプションを付ける前ですでに150の組み合わせができます。多くのOEMで、150ではなく10の組み合せで生産することを決定しています」

「これまでの標準的なビジネスプロセスは、平和時には有効ですが、現在の危機や戦争などの際には大きな負担となります。業界は、オーダーメイドから、作り売りにシフトしてゆくでしょう」

――シトロエンはWRCへの参加機会を逃していませんか?

「まず、シトロエンはモータースポーツにおける素晴らしい歴史を持っています」

「数々のチャンピオンシップやレースでの勝利、さらにはプライベートレースへの参戦、信頼性、経験、ラリーに関するノウハウなど、その業績を称えるべきです」

「詳細理由はわかりませんが、WRCを終了するという決定が2019年後半に行われました」

「おそらく、モータースポーツと、シトロエンの目指すところが異なっていたのでしょう」

「WRCとファンとのつながりが薄くなり、またシトロエンが求める宣伝が出来なくなっていました」

「合理的な決定だと思いますし、それを尊重しています」

「数年後、別の決定が下される可能性がまったくないとは言えませんが、当面はこのままでいいと思っています」

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