【価格/燃費は?】トヨタ、新型ハリアー発売 人気SUVモデル、RAV4と比較してみよう

公開 : 2020.06.17 13:52  更新 : 2021.01.28 18:33

「新型トヨタ・ハリアー」発売。価格、燃費などが新たに公開されました。ここでは、新情報を同じトヨタのRAV4と比較。従来型はモデル末期でも年販4万台を維持した人気モデル、どのように市場に受け入れられるでしょう。

フルモデルチェンジ車 6/17発売

トヨタの人気SUVモデル、ハリアーのフルモデルチェンジが発表されて2か月。とうとう発売日を迎えた。

新型ハリアーの価格は、ガソリン仕様が299万円~443万円。ハイブリッド仕様が358万円~504万円と発表されている。各モデルの税込み価格は下記のとおりだ。

ガソリン仕様

新型トヨタ・ハリアーが6/17に発売された。価格は299万円からという設定。
新型トヨタ・ハリアーが6/17に発売された。価格は299万円からという設定。

ハリアーS(2WD):299万円
ハリアーS(4WD):319万円

ハリアーG(2WD):341万円
ハリアーG(4WD):361万円
ハリアーGレザーパッケージ(2WD):371万円
ハリアーGレザーパッケージ(4WD):391万円

ハリアーZ(2WD):393万円
ハリアーZ(4WD):413万円
ハリアーZレザーパッケージ(2WD):423万円
ハリアーZレザーパッケージ(4WD):443万円

ハイブリッド仕様

ハリアーS(2WD):358万円
ハリアーS(Eフォー):380万円

ハリアーG(2WD):400万円
ハリアーG(Eフォー):422万円
ハリアーGレザーパッケージ(2WD):430万円
ハリアーGレザーパッケージ(Eフォー):452万円

ハリアーZ(2WD):452万円
ハリアーZ(Eフォー):474万円
ハリアーZレザーパッケージ(Eフォー):482万円
ハリアーZレザーパッケージ(Eフォー):504万円

オンライン商談が可能に

TNGAの同じプラットフォーム「GA-K」を採用していることで比較対象となるのがRAV4。キャラクターも、ユーザー層も異なる2台だが、具体的にどう違うのだろう。

ホイールベースは同じ2690mmであるがスリーサイズは、ハリアーが全長で140mm長く、全幅が同値で、全高が25mm低い。

新型ハリアーは、発売当初からトヨタ全店全車種併売の恩恵を受ける。新型肺炎の感染防止の観点からオンライン商談も可能になっている。
新型ハリアーは、発売当初からトヨタ全店全車種併売の恩恵を受ける。新型肺炎の感染防止の観点からオンライン商談も可能になっている。

すでにスペックやデザインの比較は行われてきたが、ここでは今回明かになった価格/販売方法/燃費について比べてみたい。

まずは、2019年4月に登場したRAV4の現在の価格帯を確認しておこう。

RAV4のガソリン仕様の価格は、2WD車が265万6500円。4WD車のうち、ハリアーと同じダイナミックトルクコントロール4WD仕様の最高額は326万1500円。

RAV4のハイブリッド仕様は、326万1500円~388万8500円という価格設定になっている。

入り口価格で比べると、ガソリン仕様はハリアーが33万3500円高、ハイブリッド仕様は31万8500円高。

いずれの仕様も、ハリアーの方が明確に高い価格付けとなっており、スタイリッシュなプレミアムSUVという立ち位置が明かになる。

月販目標台数は、新型ハリアーが3100台。RAV4の発売時の月販目標台数は3000台。

ハリアーの生産はトヨタの高岡工場で行われ、RAV4は同じ高岡工場に加えて、豊田自動織機の長草工場で製造されている。

また、新型コロナウイルス感染症に揺れたこの春の日本列島だが、ハリアーは4月の発表時がまさに外出自粛の時期と重なった。このため、販売活動の出だしから、来店を伴わない取り組みを推進したのがニュースで、商談はオンライン形式が可能になっている。

具体的には、ユーザーは自宅にいながら指定した販売店の詳細な見積りシミュレーションや営業スタッフとのメッセージ交換をすることができる。

また、愛車サブスクリプション・サービス「KINTO ONE」では、見積りから申込み、契約までのすべてをWeb上で完結することが可能である。

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