【電気モーター2基で407ps】アウディeトロン クワトロ・スポーツバックへ試乗

2020.09.16

サマリー

アウディ製のクロスオーバーEV、eトロン・スポーツバック。前後にモーターを1基づつ搭載し、最高出力は407psを誇ります。ジャガーIペイスやテスラ・モデルXのライバルの走りを、英国編集部が評価しました。

もくじ

407psの電気モーターと95kWhのバッテリー
上質な車内を静寂に保って走る
車重の割に良く走り、乗り心地もイイ
アウディeトロン・スポーツバック 55 クワトロ Sライン(英国仕様)のスペック

407psの電気モーターと95kWhのバッテリー

text:Matt Prior(マット・プライヤー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
今回試乗するクルマの名称は、アウディeトロン 55 クワトロ・スポーツバックの、Sライン。AUTOCARの読者ならご存知かと思うが、クワトロは四輪駆動を指す。55は、性能を格付けする数字。

スポーツバックだから、4ドアクーペだ。少し高めの金額と引き換えに、滑らかなルーフラインが得られる。荷室の容量は、45L小さくなる。

アウディeトロン・スポーツバック 55 クワトロ Sライン(英国仕様)
アウディeトロン・スポーツバック 55 クワトロ Sライン(英国仕様)

このEトロンの場合、2基の電気モーターと、95kWhのバッテリーが載っている。もちろんアウディだから、インテリアはとても上質。

すでに何度か、eトロンへは試乗している。スポーツバックの場合、トリムグレードはスポーティな仕立てのSラインが基本。ハード面では、通常の四角いeトロンと変わりはない。

フロア一面にバッテリーが敷き詰めれれ、電気モーターが前後に1基ずつ搭載されている。シングルスピードのトランスミッションをそれぞれ介して、前後のタイヤを駆動。システム総合での最高出力は407ps、最大トルクは67.6kg-mと不足ない。

ただし、最高出力が得られるのはアクセルを深く踏み続けている間の、8秒間のみ。アウトバーン以外なら、それ以上必要になることはないだろう。5.7秒で、静止状態から100km/hに届く。

ほとんどのシーンで、eトロン・スポーツバックはリアモーターだけで走行する。急加速時やリアタイヤのスリップを検知した場合は、フロントモーターも稼働する。

 
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