【ポルシェのデザイン思想を体現】ポルシェ904リビング・レジェンド ミニマムなスポーツカー ミュージアム所蔵モデル公開

2020.11.22

サマリー

良いアイデアは、時として身近なところに隠れています。フォルクスワーゲンのコンセプトカーにヒントを得て開発されたポルシェ904リビング・レジェンドは、軽量かつ小型のミニマムなスポーツカーを体現しています。

純粋なスポーツカーのデザイン

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

2002年から経済的な1Lエンジン搭載車の研究を行ってきたフォルクスワーゲンは、2014年にコンセプトモデル「XLスポーツ」を発表。ポルシェ・デザイン・スタジオは興味をそそられた。

XLスポーツはカーボンモノコックシャシーを採用しており、その軽量でコンパクトな構造が、ミニマムなスポーツカーを実現する可能性を秘めていたからだ。

ポルシェ904リビング・レジェンド
ポルシェ904リビング・レジェンド    ポルシェ

そこでデザインチームは、さまざまなボディスタイルの実験を開始した。そのうちの1台が、ミュージアムに展示されていた伝説の軽量レーシングカー、ポルシェ904に酷似したプロポーションと寸法を持っていた。

偶然にして、非常にコンパクトで効率的なミッドエンジンのスポーツカー、904リビング・レジェンドが誕生したのである。

低いコックピットと流線形のホイールアーチの採用により、1963年に登場したポルシェ・カレラGTSのデザイン思想を現代に蘇らせた。

かろうじて900kgを超える程度の904リビング・レジェンドには、高回転のV2エンジンが似合うだろう。

 

人気記事