【価格/サイズは?】アウディeトロン50クワトロを発売 SUVボディタイプ/小型バッテリー・モデル「50」を追加

公開 : 2021.01.13 21:05  更新 : 2021.02.09 23:25

アウディ・ジャパンは2021年1月13日、eトロン、ならびにeトロン・スポーツバックにバッテリー容量71kWhのグレード「50」を追加し販売を開始しました。

SUVボディタイプの追加

アウディ・ジャパンは2021年1月13日、SUVタイプのeトロンを全国のアウディeトロン正規販売店を通じて販売を開始した。これと同時に、eトロン・スポーツバックにバッテリー容量71kWhのグレード「50」を追加した(SUVタイプのeトロンは「50」のみ)。

2020年9月、アウディ・ジャパンは日本市場初のアウディ製電気自動車のeトロン・スポーツバックを発表。

アウディeトロン50クワトロ
アウディeトロン50クワトロ    アウディ

そして、eトロン・スポーツバックは、快適性、ダイナミクス、さらに405kmの航続距離(WLTCによる計測)などが総合的に評価され、2020-2021の日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

先に発売を開始しているeトロン・スポーツバックは、クーペ調ルーフラインが特徴のモデル。このモデルに加えて、2021年1月13日に発表されたeトロンは、荷室容量に軸足を置いたSUVらしいルーフラインを持ち、全長4.9mのボディサイズとあいまって、「高いユーティリティ性能」がセリングポイントのひとつとなっているという。

荷室容量はスポーツバックの616Lに対して660L(VDA法による計測)。

より小型のバッテリーで軽量化を実現した「50」

先に発売しているeトロン・スポーツバックの55クワトロは95kWhのバッテリー容量で、300kWと67.7kg-mの最大出力と最大トルクを発生するグレード。

今回追加されたeトロン50クワトロ、およびeトロン・スポーツバック50クワトロの電池容量は71kWh、システム出力は230kW/55.1kg-m、満充電での走行距離は316km(WLTCでの計測)。

アウディeトロン50クワトロ
アウディeトロン50クワトロ    アウディ

その一方、車重はeトロン・スポーツバック55クワトロ・ファースト・エディションの2560kgに対して、eトロン50クワトロは2400kg、eトロン・スポーツバック50クワトロは2410kgと150kg以上軽量。0-100km/h加速は6.8秒でこなすなど、大型SUVをスムーズに走らせる。

eトロンのバッテリーモジュールは、「55」と「50」で基本構造は同じだが、「55」ではセルモジュールを一部、「二階建て」構造とすることで95kWhの大容量を達成していた。

また、快適性や運動性能だけでなく空力性能にも貢献するアダプティブ・エアサスペンションは全車標準、バーチャル・エクステリアミラーは引き続きオプションで用意する。

eトロン50クワトロには、「ベース」、「アドバンスト」、「Sライン」の3グレードが用意され、車両本体価格は933万円(eトロン50クワトロ・ベース、税込)から1108万円(eトロン50クワトロSライン、税込)となる。

eトロン・スポーツバック50クワトロは、「Sライン」のみの設定で、車両本体価格は1143万円(税込)。

日常ユースの大部分をカバーする316km(50スポーツバックは318km)のレンジを確保する一方で、eトロンならではの快適性、走行性能と充電環境を、従来より低価格で手に入れられるモデルとした。

eトロン50には約30万円相当の減税メリットがあり、またクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(eトロンは23万2000円、eトロン・スポーツバック50は23万6000円)も受けることができる。

ステアリングは右のみが用意される。

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