【ミニマルなEVセダン】新型シャオペンP5 一部公開 自動運転技術と室内空間に注力

公開 : 2021.04.15 21:05

中国のEVメーカー、シャオペンが同社3番目のモデルとなるP5を予告。上海モーターショーで公開予定です。

もくじ

部分的な自動運転機能搭載
自宅や仕事場のような室内空間

部分的な自動運転機能搭載

text:Joe Holding(ジョー・ホールディング)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

シャオペンは、来週開催される上海モーターショーでの公開に先立ち、新型P5をプレビューした。

シャオペンは2018年に初の市販モデルであるSUV、G3を発売し、2020年にはファストバックセダンのP7を発売した。これに続く3番目のモデルである。

シャオペンP5
シャオペンP5    シャオペン

新型P5は、都市部で機能する自動運転技術を搭載した最初のEVになるという。シャオペンの「Navigation Guided Pilot」システムには、数十個のセンサーが備わっている。

12個の超音波センサー、5個のミリ波レーダー、13個の高解像度カメラを搭載。ダブルプリズムのLidar(光検出・測距)ユニットは、歩行者や自転車、道路工事などの障害物を識別し、クルマの周囲を360度見渡すことができる。

さらに、このシステムは夜間だけでなく、トンネル内やまぶしさを感じる場所など、さまざまな環境下でも機能する。

シャオペンによると、P5は前方を走るクルマに追従し、制限速度の変化に自動的に適応するほか、信号の変化にも反応することができるという。

自宅や仕事場のような室内空間

シャオペンの会長兼CEOである何小鵬は、次のように述べている。

「P5は、スマートEVに新たなレベルの洗練された技術的進歩をもたらします。シャオペンの新モデルはどれも技術的に新たな高みを目指していますが、P5はこれまでで最も先進的で技術的に野心的なモデルです」

シャオペンP5
シャオペンP5    シャオペン

「当社の独自技術、独特のデザイン言語、ユーザーエクスペリエンス、これらはすべて、中国から成長して世界のスマートEV市場をリードするという、グローバルなビジョンの実現を目指すシャオペンの原動力を反映しています」

P5の全長は4808mmで、テスラ・モデル3よりも大きいが、ホイールベースは108mm短い2768mmとなる。また、室内空間を重視しており、プライベートシネマや寝台として使うことができるという。

インテリアはミニマルなデザインとなっており、センターコンソールに設置された15.6インチのタッチスクリーンからほとんどの操作を行うことができる。さまざまな機能を音声でコントロールし、オーナーの自宅と接続することもできる。

また、パノラミック・ガラスルーフを採用し、室内の明るさを確保。冷蔵庫や空気清浄機を装備することで、自宅や仕事場の延長線上にP5を置くことができるよう設計されている。

性能の詳細は後日発表されるが、後輪駆動と4輪駆動の2種類のモデルが用意され、中国のNEDCテストでの航続距離は600kmになると同社の関係者は示唆している。

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