【車中泊が楽しみ】ハイエースのバンライフ ジャーナルスタンダードの家具で

公開 : 2021.05.07 12:20  更新 : 2021.10.11 11:28

ハイエースで過ごすバンライン。車内に、ジャーナルスタンダード ファニチャーの家具を持ち込んだ特別モデルが、ジャパンキャンピングカーショーに展示されました。

ゴードン ミラー・モータースの特別モデル

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

ガレージライフスタイル・ブランドの「GORDON MILLER(ゴードン ミラー)」は、オリジナル・カー、ウェア、ファニチャー、ツール、カーインテリアといったアイテムの販売を通じ、ガレージから拡がるライフスタイルを提案している。

ブランドのエッセンスが凝縮されたオリジナル・カーレーベル「ゴードン ミラー・モータース」が販売しているのは、新しい生活様式に求められる今日的なバンたち。

ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード ファニチャーGMLVAN V-01JSF(ジャパンキャンピングカーショー2021)
ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード ファニチャーGMLVAN V-01JSF(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

トヨタ・ハイエースをベースとした「GMLVAN V-01」、日産NV200をベースとした「GMLVAN C-01」といった顔ぶれである。

ジャパンキャンピングカーショー2021の同ブースでは、「GMLVAN V-01」の特別なモデルが展示された。インテリアショップ「ジャーナルスタンダード ファニチャー」とのコラボレーションで生まれた1台。

ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード ファニチャー(JSF)を名乗るモデル、「GMLVAN V-01JSF」だ。商用車っぽさがすっかり払拭され、こだわりのバンライフを満喫できるモデルとなっている。

ジャーナルスタンダード ファニチャーが車内に

ーークルマに求められる役割が変化したことで、家とクルマの境界線が曖昧になり、車内スペースがリビングルームに近いものとして捉えられていくーー

そんな発想のもとで誕生した「ゴードン ミラー・モータース for ジャーナルスタンダード ファニチャー」は、見事にリビングルームを内包して走るクルマとなっている。

ゴードン ミラー・モータースGMLVAN V-01JSFのセカンドシートをベッドモードにした状態。(ジャパンキャンピングカーショー2021)
ゴードン ミラー・モータースGMLVAN V-01JSFのセカンドシートをベッドモードにした状態。(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

フロントシートカバーはACME Furnitureオリジナルの生地「AC-08」を用いた特別仕様に変更。

セカンドシートもフロントと共通の生地で、ソファのようなイメージだ。共地のクッションも付属する。

ゴードン ミラー・モータースは、もともと全モデル共通で内装の大部分が無垢の天然木で覆われ、他にはない温もりを感じられる。

このモデルの車内に使用される天然木は、journal standard Furnitureの家具にも多く用いられているオーク材に変更され、よりやわらかい印象のキャビンへと生まれ変わった。

天井もオーク材とすることで、これまで以上に明るい印象だ。

標準装備のロールスクリーン 夜は映画を

後部スペースは、多彩なシートアレンジに対応。ソファにも、フルフラットの快適なベッドにもなる。フロアボードの1枚をテーブルとして利用できる点も特筆すべきポイントだ。

また、床面の防水・防汚シートも木材の変更に合わせ、より明るいカラーに。“ガレージライフのエッセンス”がつめ込まれたブランドの既存モデルと同じように、汚れを簡単に掃除できる。

ゴードン ミラー・モータースGMLVAN V-01JSFの車内。ロールスクリーンは、写真の位置のほかに、車外から楽しむシーンを考慮し、バックドアの開口部にも設置できる。(ジャパンキャンピングカーショー2021)
ゴードン ミラー・モータースGMLVAN V-01JSFの車内。ロールスクリーンは、写真の位置のほかに、車外から楽しむシーンを考慮し、バックドアの開口部にも設置できる。(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

モード変更ギミックはそのままなので、みんなでテーブルを囲めば、まさにリビングルームを車内に持ち込んだような空間に。

なお、フルフラットとなるベッドモードでは、245×140cmサイズとなり、ダブルベッド以上の長さを確保できる。

標準装備となるロールスクリーンは、車内でも外からでも楽しめるように2か所に設置することが可能だ。車中泊の夜の楽しみが、また1つ増えたといえよう。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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