【新型Tクラス誕生】メルセデス・ベンツEQT、コンセプト初公開 小型電動ミニバン

公開 : 2021.05.12 20:25  更新 : 2021.05.12 21:08

使い勝手重視の広い室内空間

全長4945mm、全幅1863mm、全高1826mmのコンセプトEQTは、フォルクスワーゲン・ キャディ・マキシと比較して、全長は92mm、全幅・全高ともに8mm大きい。コンセプトではスライドドアが電動式だが、市販モデルでは手動式になる予定だ。

テールゲートを開けると、フラットなラゲッジルームが現れる。このラゲッジルームは、最後尾のシートを外したり、2列目を折りたたんだりすることで拡張できる。

メルセデス・ベンツ・コンセプトEQT
メルセデス・ベンツ・コンセプトEQT

ホイールベースが長く全高も高いため、1列目から2列目までの室内空間を最大限に活用することができ、室内のいたるところに多彩な収納スペースを確保している。2列目シートには、最大3つのチャイルドシートを装着することが可能。また、前席の背もたれには、折りたたみ式のプラスチック・テーブルを装備している。

コンセプトカーで採用されたホワイト・ナッパレザーは、市販モデルでは耐久性に優れたナイロン・ファブリックに変更される。だが、ダッシュボードやセンタータッチスクリーンなどの操作系のデザインは継承される。

また、Aクラスをはじめとするメルセデス・ベンツの新型車に採用されているMBUXを標準装備する。安全機能としては、自動緊急ブレーキ、レーン・アシスト、クロスウィンド・アシスト(横風支援)、トレーラー・スタビリティ・コントロール、トラフィック・アシスト機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロールなどが搭載される。

メルセデス・ベンツは、シタンをベースにしたTクラスで、大型バンのヴィトーおよびVクラスと同じような販売上の成功を収めようとしている。同社は、これまで手頃な価格と日常的な多用途性が求められてきたこのセグメントにおいて、プレミアム性と高い品質を提供するとしている。

ガゾリン、ディーゼル、EVを展開

ドライブトレインについては未定だが、カングーに搭載されているディーゼルエンジンとガソリンエンジンに、標準の6速MT、またはオプションの7速DCTが組み合わされる可能性が高い。ターボ付きの1.2Lガソリンエンジン(最高出力115ps)と、1.5Lディーゼルユニット(最高出力75~110ps)が用意されるものと思われる。

一方、EQTには、最高出力102psの電気モーターと45kWhのバッテリーが搭載されることになっている。カングーEテック・エレクトリックでは、この組み合わせにより、約265kmの航続距離を実現している。

メルセデス・ベンツ・コンセプトEQT
メルセデス・ベンツ・コンセプトEQT    メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツのEQシリーズは、すでに登場しているEQC、EQV、EQA、EQS、EQBに加えて、正式に発表されていないEQE、EQE SUV、EQS SUVがある。EQTは、これに続く9番目のモデルとなる。

なお、TクラスとEQTは、ルノー・カングーおよびカングーEテック・エレクトリックとともに、フランス・モーブージュにあるMCA工場で生産される予定だ。

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