【重要な小型SUV】マセラティ・グレカーレ 最新プロトタイプ発見 デザインにレヴァンテの影響も

公開 : 2021.06.17 21:05

マセラティの次期SUV、グレカーレの鮮明なスパイショットを入手。そのスタイリングがつかめてきました。

マセラティに新たな「風」を

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

マセラティは、第2のSUVとしてグレカーレの発売を控えている。今回、イタリアの同社施設の外で、これまでで最も鮮明なプロトタイプが目撃された。

グレカーレは、アルファ・ロメオのステルヴィオとサイズが近いことは明らかだ。また、カモフラージュを施してデザインを隠しているが、大型のレヴァンテの影響も見られる。

目撃されたグレカーレのプロトタイプ
目撃されたグレカーレのプロトタイプ    AUTOCAR

大型のレヴァンテに続く同社のSUV第2弾は、「地中海に吹く強い北東の風」にちなんで「グレカーレ」と名付けられた。

イタリアのカッシーノにあるフィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)の工場で、アルファ・ロメオ・ステルヴィオと並び生産される予定だ。マセラティは、この工場に約8億ユーロ(約1050億円)の投資を計画している。

ステルヴィオとはアンダーパーツの多くを共有し、2022年までには完全EVバージョンも登場する見込みだ。エンジンは、ギブリやレヴァンテに搭載されているマイルド・ハイブリッドの2.0Lターボや、MC20に搭載されている新開発のV6エンジン「ネットゥーノ」をダウンチューンしたものなどが考えられる。

マセラティのグローバル戦略責任者であるフランチェスコ・トノンは、AUTOCARに対し、グレカーレは「このクラスで最も実用的でありながら、ラグジュアリーでもある」と述べた。

「クラス最高のデザインと機能を備えています。もちろん、マセラティであることに変わりはなく、クラス最高のパフォーマンスとハンドリングも提供します」

電動化進むトライデント

2025年には、マセラティの販売台数の70%をSUVが占め、セダンは15%に減り、MC20などのスポーツカーは5%になると予想されている。

グレカーレの存在は、FCAの前CEOであるセルジオ・マルキオンネが2018年に初めて明かしたもので、製品ラインナップの全面的な見直しの一環として発表された。

目撃されたグレカーレのプロトタイプ
目撃されたグレカーレのプロトタイプ    マセラティ

また、クーペ、コンバーチブル、完全EVの3つのバリエーションを持つMC20に加えて、新型グラントゥーリズモとグランカブリオも計画されている。

また、2023年および2024年には、新世代のレヴァンテとクアトロポルテにも電動パワートレインが搭載される予定だ。最上級仕様では、800Vの電気システムと3基のモーターを使用する。

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