【高級車A8の後継に】アウディ、次期旗艦モデル 9月にコンセプト公開予定 高度な自動運転技術搭載

公開 : 2021.07.13 20:05  更新 : 2021.07.13 20:41

自動運転を追求する3台のスフィア

グランド・スフィアに加えて、来年中に自動運転が可能な2つのコンセプトモデルが登場する予定で、いずれもショートムービーによりプレビューされている。

アウディのエクステリアデザイン責任者であるフィリップ・レーマーズは、この3つのコンセプトはすべて、生きた「スフィア(球体)」としてのインテリアカーをテーマにしていると語った。

アウディ・スカイ・スフィア
アウディ・スカイ・スフィア    アウディ

「『内側は大胆に、外側は魔法のように』という謳い文句があります。これは、各クラスに一貫して実行されるパラダイムシフトです。Dセグメントに限ったことではなく、他のセグメントにもこれらのコンセプトが放射状に広がっています」

8月に開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスで公開予定のスカイ・スフィアは、3台の中で最初にベールを脱ぐことになる。ティーザー画像によると、EVとしては珍しくボンネットが長く伸びた2ドアクーペの形をしている。

アウディの販売責任者であるヘンリック・ヴェンダースは、このクルマを「ドライバーズカーであると同時に自動運転車でもある」と表現している。

アーバン・スフィアは、よりコンパクトで箱型のSUVの形をしており、自動運転の「シャトル」や、最近発表された電動小型SUVコンセプト「AI:ME」との類似点が見られる。ヴェンダースは、これを「都市環境におけるプライベートな空間」と呼んでいる。

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