【前例のないイベントへ】パリ・モーターショー2022 見本市と同時開催 来年10月17日~23日

公開 : 2021.07.20 18:45

消費者向けのショーと、企業向けの見本市が一体となった「パリ自動車ウィーク」が2022年に開催されます。

パリでは4年ぶりのモーターショー

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

パリ・モーターショーが2022年に4年ぶりに復活する。見本市Equip Autoと提携し、「パリ自動車ウィーク(Paris Automotive Week)」として開催される。

フランクフルト・モーターショーの姉妹イベントとして隔年で開催されるパリ・モーターショーは、欧州最大級の自動車イベントである。2020年はパンデミックの影響で中止されたため、最後に開催されたのは2018年だ。

自動車業界のさらなる盛り上がりに期待
自動車業界のさらなる盛り上がりに期待

今回、このイベントの主催者は、モーターショーと並ぶ自動車イベントであるEquip Autoと共同で、来年10月17日~23日に開催する計画を発表した。

パリ自動車ウィークの展示会は、パリ南西部のポルト・ド・ヴェルサイユにある通常のパリ・エキスポ会場で行われるが、デジタル・プラットフォームによりフランス国内外からもリモートで参加できるようになっている。

2つのイベントを組み合わせることで、消費者向け企業と業界向け企業の両方に焦点を当てた前例のないイベントとなるが、両方のセクションに参加できるのは、自動車関連の専門家だけだ。

どのメーカーがパリ・モーターショーに出展するかはまだ公表されていないが、主催者は「刺激的な講演や試乗会など一連のイベント」を約束している。

2018年のパリ・モーターショーでは、DS 3クロスバック、BMW 3シリーズメルセデスAMG A 35、メルセデス・ベンツGLEスコダ・コディアックvRS、トヨタRAV4など、注目を集める新車がいくつも発表された。

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