【価格284万9000円で話題のスモールBEV】ヒョンデ・インスターに約500km試乗!このクラスのベストアンサー発見

公開 : 2025.05.22 12:25

ヒョンデ注目のスモールBEV、『インスター』を約500km試乗する機会を得ました。5月14日にオープンした、『ヒョンデ・カスタマー・エクスペリエンス・センター大阪』のオープニングセレモニーに参加するためです。編集部ヒライがレポートします。

まず、コンパクトなサイズが魅力

ヒョンデ注目のスモールBEV、『インスター』を約500km試乗する機会を得た。5月14日に『ヒョンデ・カスタマー・エクスペリエンス・センター大阪』(以下CXC大阪)がオープンするため、ヒョンデ・モビリティ・ジャパンがある横浜みなとみらいから大阪を目指してドライブする形を提案されたのだ。

私は静岡県東部在住なので、12日に横浜で車両を引き取り、その夜は自宅で普通充電。13日に自宅から宿泊先である滋賀県草津市を目指し、14日に草津からCXC大阪がある心斎橋へ向かうルートとなった。

ヒョンデ注目のスモールBEV、『インスター』を約500km試乗する機会を得た。写真は琵琶湖畔にて。
ヒョンデ注目のスモールBEV、『インスター』を約500km試乗する機会を得た。写真は琵琶湖畔にて。    平井大介

インスターは既に試乗会でも触れているが、まず、そのコンパクトなサイズが魅力だ。全長3830mm、全幅1610mm、全高1615mmと、全幅と全高の数値が近い『トールボーイスタイル』とも言え、今回お借りした車両がホワイトとブラックの2トーンだったため、色といい形といいフィアット・パンダを思い出して勝手に好感を抱いていた。

トールボーイスタイルとはいえ、バッテリーを床下に置くBEVらしく、走りは重心が低く安定感のあるものだ。車両重量1400kg(グレードはラウンジ)はBEVとしては軽い部類に入るが、軽快でキビキビというよりは、しっとりと高級感があると書いたほうがイメージに近い。コーナリングもちゃんとトラクションがかかり、鼻先がキレイに入っていく印象だった。

パワー自体は115ps/147Nmとなり、最初の頃はもう少しスペックが欲しいと思う場面もあった。しかし、クルマに慣れてきた頃に高速道路のサービスエリアから本線への合流で検証したところ、十分な加速を見せてくれたので今は問題ないと感じている。

インスターに『はまった』と思う瞬間

スタート直後は全体的に乗り心地が硬いと思っていたが、走行距離約800kmでお借りしてそこから100kmほど走って、走行距離が1000kmを超えたあたりから硬さが段々と和らぎ、クルマにアタリが出てきたと感じるようになった。ちなみにここまで書いた印象は、アタリが出てきた後のものだ。

また、インスターに『はまった』と思う瞬間があった。それは、琵琶湖の夕景狙いで走っていた時のこと。充電やら予想外の工事などで間に合うかが微妙になり、それまでの航続距離優先でじっくりと電費を伸ばす運転をやめて、アクセルを思うように踏み始めた直後だった。

琵琶湖へ向かう途中、インスターに『はまった』と思う瞬間があった。
琵琶湖へ向かう途中、インスターに『はまった』と思う瞬間があった。    平井大介

「インスターって、よく走るなぁ。これは楽しいかも!」

そう思った瞬間、クルマと一体になった感じがしたのだ。まるで四隅に手の届きそうなサイズ感ながら、コンパクトさからくる高速道路での落ち着きのなさは全くなく、ナリは小さくとも、走りは十二分のパフォーマンスを見せるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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