【なぜ】アキュラに「インテグラ」が復活する背景 どんなクルマに?

公開 : 2021.08.17 05:45  更新 : 2021.10.13 12:12

どんなモデルに? 日本への導入へ期待

現段階ではスペックはおろかボディタイプすら公開されていない次期インテグラであるが、大方の予想としては先日日本でも発売となった11代目シビックがベースとなるのではないかといわれている。

新型シビックは新たな開発手法である「ホンダアーキテクチャー」が採用されているが、これはトヨタのTNGAのように基本骨格を共有化しながら車種ごとの個性を作り上げるもの。

ホンダ・シビックの新型
ホンダ・シビックの新型

そのため、シビックの外側を手直ししただけではなく、より「インテグラらしい」クルマを低コストで作ることができるハズ。

現段階でシビックはセダンとハッチバックが登場しているが、アナウンスされているスポーティな「Si」と高性能版の「タイプR」は姿を現していない。

従来であればSiはクーペに設定されていたが、インテグラが登場するのであれば、クーペボディはインテグラに任せ、Siはセダン、もしくはハッチバックがベースになる可能性もありそうだ。

また、シビックタイプRが登場することが確約されているため、アキュラ・インテグラにも3代目モデル以来のタイプRが設定されるかもしれない。

そして気になる日本への導入の可能性であるが、S660NSXとスポーティなモデルが続々と姿を消しているホンダだけに、そのイメージを担うモデルとしてインテグラが投入させる可能性はゼロではないだろう。

しかし、新型シビックも300万円を超える価格となっている現在、それを大きく下回る価格で販売されるということはないだろうから、その価格帯で購入するユーザーがどのくらいいるのかがキーとなるだろう。

場合によっては過去のシビック・タイプRのように、タイプRのみ輸入車という形で限定販売するという選択肢が採られるかもしれない。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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