【5代目プレリュード、カプチーノ、初代コペンなど】価格が上がる前に手に入れておきたい国産中古車10選(後編)

公開 : 2025.11.14 11:50

国産中古車の中には、今は手頃ながらもじわじわと相場が上がっているモデルもあります。そんな、「今買っておいたほうがいいのかも?」という国産車を、意外なクルマも含め遠藤イヅルが10台選んでみました。その後編です。

ホンダプレリュード(5代目)

価格:約60〜320万円
平均価格:約200万円

(2025年10月現在。大手中古車検索サイトによる。以下同じ)

約25年ぶりに復活したことで話題沸騰の『ホンダ・プレリュード』。その前の世代となる5代目は、1996年から2001年まで販売されました。

ホンダ・プレリュード(5代目)
ホンダ・プレリュード(5代目)    本田技研工業

ファストバック風に変化した4代目から一転、3代目までのようなノッチがついたスタイルに回帰。エンジンは4代目同様に2.2Lを搭載しており、『タイプS』と『SiR Sスペック』では最高出力220psをマークしました。

中古車の流通台数は15台ほどと少なく、200万円前後の個体がメインという状況。ご多聞に漏れず低価格は過走行気味です。ただし新型プレリュード発売前に比べると平均価格の上昇幅が大きく、数ヵ月で数十万円ほどアップしました。この記事を書くために相場を調べてびっくりしたほどです。

今後も高くなっていく可能性は大きいかも。200万円は絶対的には高額ですが、3代目の平均価格が約250万円なのを思うと、『まだ200万円』。今が買い時かもしれません。

ホンダ・インテグラ・タイプR(2代目DC5型/2001〜2007年)

価格:約120〜500万円
平均価格:約230万円

1995年、3代目『ホンダ・インテグラ』の高性能バージョンとして、200psを絞り出す1.8L VTECエンジンを載せて産まれたのが『インテグラ・タイプR』(DC2/DB8)。チャンピオンシップホワイトに赤いホンダエンブレムに憧れた人も多いでしょう。

2001年にインテグラがフルモデルチェンジして4代目を迎えると、タイプRも2代目に進化。ボディタイプも、それまでの3ドアクーペ&4ドアハードトップから3ドアに1本化しました。エンジンは2L化され、220psに増強しています。

ホンダ・インテグラ・タイプR(2代目DC5型/2001〜2007年)
ホンダ・インテグラ・タイプR(2代目DC5型/2001〜2007年)    本田技研工業

シビック』をはじめとして、ホンダのタイプRモデルはいずれもたいへんな高値で取引されており、インテグラもその例に漏れません。しかし初代の平均相場が310万円を超え、最高値が650万円を記録する中で、2代目は『まだそれよりはリーズナブル』です。

とはいえ流通している個体は過走行車が多く、15万キロオーバーでも180万円ほどで、10万キロ以下だと250〜300万円は必要。今後は、2026年に『25年ルール解禁』でアメリカへの輸出が可能となるため、さらなる高騰が起こる可能性もあります。すでに安いクルマではありませんが、買い時を逃すと手に入らなくなるかも。

記事に関わった人々

  • 執筆

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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