【旗艦SUVにPHEV登場】アウディQ8 TFSI e クワトロへ試乗 低速域の滑らかな走り

公開 : 2021.10.09 08:25  更新 : 2021.10.11 17:18

アウディへの期待通り完成度は高水準

ステアリングフィールは別として、Q8 60 TFSI e クワトロは印象的に優れる大型SUVだ。アウディへの期待通り、高い水準で完成されている。

ただし、電動化が進む現在にあって、大型SUVのQ8ではコンベンショナルなガソリン・ターボエンジンの方が理にかなっているとは思う。より小柄なモデルなら、PHEVは優れた経済性をもたらしてくれるのだけれど。

アウディQ8 60 TFSI e クワトロ・コンペティション(英国仕様)
アウディQ8 60 TFSI e クワトロ・コンペティション(英国仕様)

アウディQ8 60 TFSI e クワトロ・コンペティション(英国仕様)のスペック

価格:9万2000ポンド(1398万円)
全長:4986mm
全幅:1995mm
全高:1705mm
最高速度:239km/h
0-100km/h加速:5.4秒
燃費:34.5km/L
CO2排出量:66g/km
車両重量:−
パワートレイン:V型6気筒2995ccターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:461ps/5000rpm(システム総合)
最大トルク:71.3kg-m(システム総合)
ギアボックス:8速オートマティック

記事に関わった人々

  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。
  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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