【まるで“快適な”戦闘機】アルピナB8グランクーペ 日本発売

公開 : 2021.10.01 19:45  更新 : 2021.10.11 10:51

日本価格/スペック

サスペンションは長距離走行時におけるファーストクラスとしての快適性、正確なハンドリング、横方向へのダイナミクスに対応する洗練されたセッティングとされた。

アルピナを象徴する伝統の20スポーク・デザインを踏襲する21インチ鍛造ホイールが初めて標準装備。そこにアルピナ用に開発された専用のピレリPゼロが組み込まれる。

BMWアルピナB8グランクーペ(アルピナ・ブルー)
BMWアルピナB8グランクーペ(アルピナ・ブルー)    上野和秀

動力性能は、アルピナの伝統的表示方法である「巡航最高速度」が324km/h、0-100km/h加速が3.4秒。それでいて最新のユーロ6d-ISC-FCM排出ガス基準をクリアしている。

税込み車両本体基本価格は左ハンドル仕様が2557万円、右ハンドル仕様で2602万円と発表された。

9月29日より日本国内で販売を開始し、納期は6~8か月を予定している。なお特別装備を選択した場合は、内容によってもう少し長くなるという。

B8グランクーペはアルピナの伝統である卓越したパフォーマンスと、快適に長距離走行をこなせる居住性の良さを受け継ぐスタイリッシュな4ドア・クーペとして注目の1台だ。

BMWアルピナB8グランクーペ スペック

価格:2557万円(左H)/2602万円(右H)
全長:5090mm
全幅:1930mm
全高:1430mm
ホイールベース:3025mm
巡航最高速度:324km/h
0-100km/h加速:3.4秒
燃費(WLTP):8.4km/L
CO2排出量:270g/km
車両重量:2140kg
エンジン種別:4394ccV8ツインターボ
使用燃料:ガソリン
燃料タンク容量:68L
最高出力:621ps/5500-6500rpm
最大トルク:81.6kg-m/2000-5000rpm
駆動方式:4WD
ギアボックス:8速オートマティック

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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