【まるで“快適な”戦闘機】アルピナB8グランクーペ 日本発売

公開 : 2021.10.01 19:45  更新 : 2021.10.11 10:51

「BMWアルピナB8グランクーペ」が日本発表されました。価格は2557万円~。どんなアルピナ・マジックで、魅力を高めているのでしょうか?

8シリーズ・グランクーペを、アルピナが調律

執筆/撮影:Kazuhide Ueno(上野和秀)

BMWアルピナB8グランクーペが、日本に上陸し披露された。

1978年に6シリーズ・ベースにしたアルピナB7ターボ・クーペに端を発し、1990年に登場した8シリーズをベースとするBMWアルピナB12 5.0クーペ、2014年に登場した6シリーズがベースのBMWアルピナB6ビターボ・グランクーペの系譜を受け継ぐラグジュアリー・モデルとなる。

BMWアルピナB8グランクーペ(アルピナ・グリーン)
BMWアルピナB8グランクーペ(アルピナ・グリーン)    上野和秀

会場のエントランスでは、始祖ともいえる1982年に30台のみが作られたB7 Sターボ・クーペ(アルピナ本社でフルレストアされた個体)が来場者を出迎えた。

アルピナのクルマ創りに則って開発され、最高水準のパフォーマンスとダイナミクスに加え快適性を両立させたB8グランクーペは、ラグジュアリー・セグメントにふさわしい美しいデザインを備える。

ベースとなったのはBMW 8シリーズのグランクーペで、エクステリアはアルピナらしく控えめな姿ながら空力特性を考慮したエアロ・パーツが追加されている。

発表の場でニコル・オートモビルズ副社長を務めるミヒャエル・ヴィット氏からB8グランクーペの特徴が説明された。

戦闘機なのにファーストクラス

「B8グランクーペはファーストクラス並みの快適なキャビンと、戦闘機のような爆発的な反応という、まったく異なるキャラクターを併せ持つパフォーマンスが特徴です」

「マーケットでのライバルは、同じ嗜好となるアストン マーティンDB11のほか、マセラティクアトロポルテ・トロフェオ、ポルシェパナメーラ・ターボS、メルセデスAMG GT63 S 4マティックを想定しています」

BMWアルピナB8グランクーペの前席内装
BMWアルピナB8グランクーペの前席内装    上野和秀

「今年はBMWジャパンが設立40周年を迎えました。BMWとBMWアルピナは切っても切れない仲にあります。ニコル・オートモビルズとBMWジャパンは1982年から6年間ジョイントベンチャーを行っていました」

「BMWアルピナ車は全国のBMWディーラーで購入でき、メンテナンスを受けられますので、他のラグジュアリー・ブランドに対してアクセシビリティに大きなアドバンテージがあります」

「2021年のBMWアルピナの販売は非常に好調です。日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した効果からB3の人気はとくに高く、納期は最長で1年お待ちいただく状況です」

「アルピナのラインナップすべての需要も高く、傾向としてはポルシェ911メルセデスAMGに乗られていた方から、新規のお客様を数多くお迎えしております」

B8グランクーペに搭載されるビ・ターボ・チャージング・システムを搭載したV8 4.4Lエンジンは621psの最高出力と81.6kg-mの最大トルクを発揮。

先に登場したXB7と同じチューニングとなる。

そこに、走行状況に応じて適切なシフトプログラムが選択されるアルピナ・スウィッチ・トロニック付き8速スポーツ・オートマティック・トランスミッションを介し、四輪にパワーを伝える。

この記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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