スズキ新型「アルト」 価格/軽トップの燃費を解説 スーパーハイトワゴンの時代に“基本”型

公開 : 2021.12.10 10:32  更新 : 2021.12.10 12:42

スズキ・アルトがフルモデルチェンジ! 軽トップの燃費27.7km/Lというマイルドハイブリッド仕様も登場。9代目を解説します。

ベーシックな軽が、フルモデルチェンジ

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)
編集:Tetsu Tokunaga(徳永徹)

12月10日。スズキは軽乗用車の「アルト」をフルモデルチェンジして、12月22日より発売すると発表した。

アルトはハッチバック型の軽自動車で、バンや近年人気のワゴン/ハイトワゴン系とも異なる“基本的な”ボディスタイルをしていることから、軽セダン(2ボックス・セダン)とも呼ばれる車型を採用。

 アルト・ハイブリッドX(ソフトベージュメタリック/ホワイト2トーンルーフ)
アルト・ハイブリッドX(ソフトベージュメタリック/ホワイト2トーンルーフ)

1979年に初代が登場して以来、ダイハツのミラとともに軽のハッチバックを代表するモデルとして親しまれてきた。

今回の新型は9代目にあたるが、初代アルトから累計した国内販売台数は約526万台(スズキ調べ、ラパンを除く)に達する。

初代は当時でも画期的な47万円からという低価格で登場し、軽自動車本来の特長である経済性と実用性を徹底的に追求し、快適・機敏・安全に走行できるボンネットバン(初代アルトは商用車だったのでこう呼ばれた)として大ヒットした。

新型アルトも、日々の暮らしを便利に、生活を豊かにするために、「毎日、自由に移動したいお客様に、使いやすく、楽しいクルマをお届けする」という意志は変わってはいない。

では、スーパーハイトワゴンの軽自動車が全盛の時代に、新型はどんなモデルになったのか? その概要を紹介していこう。

全高50mmアップ ボディサイズは?

新型アルトのボディサイズは、全長3395×全幅1475×全高1525mm。

全長と全幅は従来型も軽自動車の規格いっぱいだから変わっていないが、全高は50mm高められている。ホイールベースは2460mmで従来型と同じだ。

アルト・ハイブリッドX(アーバンブラウンパールメタリック/ホワイト2トーンルーフ)
アルト・ハイブリッドX(アーバンブラウンパールメタリック/ホワイト2トーンルーフ)

エクステリアは、「気軽」「安心」「愛着」をコンセプトにデザイン。ハッチバック型の軽らしいベーシックなスタイルだが、それゆえ誰もが気軽に安心して乗れるような、親しみやすさを目指している。

それを演出するため、丸みを帯びた柔らかなフォルムの中に楕円形のモチーフを採用。また、小さな車体でも安心感のある立体的な断面にこだわるなど、長く愛用するユーザーのことを考えた外観に仕立てているという。

フロントマスクは、従来型と似たグリルレス風。ヘッドランプやバンパー部のグリルは丸みを帯びたデザインとし、優しさのある顔を表現。「ハイブリッドS」「ハイブリッドX」という上位グレードにはメッキのフロントバンパーガーニッシュを採用し、ヘッドランプとの一体感を持たせた。

リアまわりも、テールランプやバンパー部はフロントと同様に楕円形をモチーフにしたデザインに。また、フロントバンパーからフェンダー、後席ドアからリアフェンダー/リアバンパーに至る部分には丸みを帯びた立体感のある造形を用いた。

タイヤ&ホイールは、従来型は13インチだったが14インチにサイズアップ。なお、「ALTO」のロゴも、フルモデルチェンジにあわせて12年ぶりにデザインが変更されている。

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