新型スズキ・アルト ほんとうに進化してる? 旧型とサイズ/装備/価格を比べてみた

公開 : 2021.12.10 11:15

新型スズキ・アルトが登場。旧型からサイズや装備、価格を中心にどう変わったか? 比較しました。

スズキアルト 旧型とのサイズ差

スズキ・アルト。1979年に47万円という低価格と、当時の物品税を回避するために商用車登録とした「軽ボンネットバン」という新ジャンルを開拓した。

そんなスズキのボトムラインを担うベーシックカーの新型、9世代目がいよいよ発表。先代型からどう変わったのだろうか?

新型スズキ・アルト(左)と従来型(右)
新型スズキ・アルト(左)と従来型(右)    スズキ

まずボディサイズ。すでに先代型は全長、全幅は軽自動車枠いっぱいとなっていたため変更はなし。

一方の全高は先代よりも50mm拡大し、1525mmとなった。

全高は高められたものの、一般的な立体駐車場に入る1550mm以下というサイズはキープしている点は安心できるポイントだろう。

エクステリアのデザインに関してはすでにティザーサイトで全貌が公開されているため、ご覧になった方も多いかもしれない。

親しみやすく愛着の持てる丸みを帯びた柔らかいフォルムとなっており、同社の人気車種であるハスラーを思わせるテイストとなっている。

アルトには派生車種としてデザインを重視した「アルト・ラパン」が存在しているが、新型アルトが柔らかいフォルムを採用したことで動向が注目されるところである。

インテリアも先代型のいかにも実用車、といったものから立体感を感じさせる造形のインパネを採用したこと。

また50mm高くなった全高のおかげで室内高が45mm拡大され、より快適な室内空間を実現。

乗降頻度の多いフロントドア開口高を20mm拡大したことで乗降性を高めているのも実用車としては美点と言えるだろう。

先進安全装備は全グレード標準

新型スズキ・アルトには、全グレードで「スズキセーフティサポート」と呼ばれる先進安全装備を標準装備。

衝突被害軽減ブレーキは先代のデュアルセンサーブレーキサポートから、2つのカメラによって夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートへと進化。

新型スズキ・アルトには、全グレードで「スズキセーフティサポート」と呼ばれる先進安全装備を標準装備。
新型スズキ・アルトには、全グレードで「スズキセーフティサポート」と呼ばれる先進安全装備を標準装備。    スズキ

そして後退時ブレーキサポートを始め、前後の誤発進抑制機能や車線逸脱、ふらつきの警報、先行車発進お知らせ機能にハイビームアシストが備わっている。

フロントシートSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグも全車に標準装備されている点も見逃せない。

さらにメーカーオプションで標識認識機能や全方位モニター用カメラ、ヘッドアップディスプレイも用意されている。

ベーシックカーとしての枠を超えた充実装備と言えるだろう。

また、先代型では設定すらなかったディスプレイオーディオを一部グレードに設定。バックモニターの映像が表示できるようになるほか、全方位モニター装着車では狭い道を低速で走行中、自動でモニターにサイド(左側)+フロント映像を表示してくれる「すれ違い支援機能」や、見通しの悪い場所で人などが近づいてくるとお知らせする「左右確認サポート機能」も前後に装着される。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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