なぜ? ガソリンスタンドにカフェ併設が増えてるワケ ドトール/エネオスを観察してみた

公開 : 2022.06.21 05:45

意外? 徒歩での来店多し

覗いたのは平日の夜9時くらいでしたが、それでも10組ほどの先客がおり、そのうちの2~3組がファミリーまたはグループ。勉強中という若い人が半分くらい。

駐車場に停めてあるクルマは4~5台ほどでしたから、クルマよりも客の方が多いということ。どうも、まわりの住宅地からカフェを目当てに来ている方が半数ほどということでしょう。

カフェが併設しているということで、ガソリンスタンドの集客は増えると筆者
カフェが併設しているということで、ガソリンスタンドの集客は増えると筆者    ドトールコーヒー

メニューは、コーヒーだけでなく、パスタやカレーなどのフードメニューが用意されています。

食事メニューを試したところ、美味しいけれど、ボリュームはそこそこ。

がっつりお食事というより、おしゃれなカフェ・フードというような印象です。

店の雰囲気は明るくカジュアル。ドリンクだけでもOKだし、小腹が空いたときも対応できそう。

ファストフードよりも、気軽に立ち寄れそうに思えるのが魅力ではないでしょうか。

また、郊外にありますから、ママだって、みんなクルマ移動が基本。ガソリンスタンドへ立ち寄る違和感もないでしょう。

クルマ仲間との待ち合わせ場所としてもピッタリ。ママ友だけでなく、クルマ好きにも要チェックの場所といえます。

ちなみに町田のお店をのぞいたのは、平日の夜の遅い時間となっていましたが、それでもポツポツと途切れることなく来客が続いていました。

一方、帰り道で目にしたいくつかの普通のセルフのガソリンスタンドはガラガラ。

カフェが併設しているということで、確実に集客は増えるのでしょう。

セルフから、より多くの人が利用するようになった新しいスタイルは、どれだけ普及するのか。その動向は要チェックではないでしょうか。

記事に関わった人々

  • 執筆

    鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。

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