スバル・クロストレック登場 新クロスオーバーSUV、XVからどう進化? 比較

公開 : 2022.09.15 14:25

スバルの代名詞「アイサイト」の進化

いまやスバルを代表する装備となった先進運転支援システムのアイサイトは、画角を従来型の約2倍と大幅に拡大し、画像認識ソフトや制御ソフトを改良してより広く遠い範囲まで認識できるようになった新型ステレオカメラユニットと、国内向けのスバル車としては初採用となる、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる高角単眼カメラを搭載することで、歴代アイサイトとして最高の性能を実現。

また、すでにレヴォーグなどに採用されている11.6インチの大画面を持つセンターインフォメーションディスプレイを搭載し、大画面がもたらす使い勝手の良さや先進的ですっきりとしたデザインとしただけでなく、スマートフォンとの連携機能を大幅に強化することで、普段使っているスマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるインフォテインメントシステムに進化している。

スバル・クロストレックに搭載されるアイサイトも進化。
スバル・クロストレックに搭載されるアイサイトも進化。    スバル

そのほか、細かなところでは、スバルの新型車としてはめずらしく、初期型からサンルーフの設定がある点も特徴的。

従来のスバル車では1度目の年次改良でサンルーフ付きが追加されることが多かったが、これはサンルーフを求めるユーザーの多い北米市場が主要マーケットであることも影響しているのだろうか。

実際の導入は2023年以降とのことで、正式発売まではまだしばらく時間があるが、登場を期待して待ちたいところだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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