フェラーリ・チャレンジ、日本で単独シリーズ戦を開催へ その魅力・参戦方法は?

公開 : 2022.12.15 19:15

参戦方法は?

日本シリーズに参戦するためには、専用マシンのフェラーリ488チャレンジ・エボが必要だ。ちなみに車両本体価格は4136万円となる。

日本シリーズの参加費となるエントリー・パッケージは、5戦分として1360万円、1戦のみスポット参戦する場合は370万円となる。

フェラーリのプライベーター向けのレースを統括するコルセ・クリエンティから、アジアパシフィック代表を務めるフィリッポ・ザニエリ氏も登壇。ドライビングスクールからレースまでをカバーする、コルセ・クリエンティの多岐にわたるカスタマー・プログラムを紹介。「コルセ・クリエンティは日本を重視しています。チャレンジのほか、レースではないクラブ・チャレンジとクラブ・コンペティツィオーニGTにも多数の参加をいただいているからです」
フェラーリのプライベーター向けのレースを統括するコルセ・クリエンティから、アジアパシフィック代表を務めるフィリッポ・ザニエリ氏も登壇。ドライビングスクールからレースまでをカバーする、コルセ・クリエンティの多岐にわたるカスタマー・プログラムを紹介。「コルセ・クリエンティは日本を重視しています。チャレンジのほか、レースではないクラブ・チャレンジとクラブ・コンペティツィオーニGTにも多数の参加をいただいているからです」    上野和秀

ここには参加費のほか、タイヤ2セット、燃料、メカニックサポートに加え、ホスピタリティやウェルカム・ディナー、レーシングスーツやチャレンジ専用ウエアまでが含まれる。

日本シリーズに参加するためには、JAFの国内Aライセンスが必要。フィナーリ・モンディアーリには国際Cライセンスが要求されるが、2戦以上参加すれば発給条件が満たされる。

フェラーリ・チャレンジではドライバーのスキルに応じてトロフェオ・ピレリ、トロフェオ・ピレリ-AM、コッパ・シェル、コッパ・シェル-AMの4カテゴリーに分けられている。

日本ではスキルとラップタイムを勘案して、トロフェオ・ピレリ-AM、コッパ・シェル、コッパ・シェル-AMの3カテゴリーに割り振られて競われる。

フェラーリ488チャレンジ・エボの購入や、フェラーリ・チャレンジ・シリーズの参加申し込みや問い合わせは、全国のフェラーリ正規ディーラーが窓口になる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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