BMW 218i アクティブ・ツアラー・スポーツ

公開 : 2014.09.08 23:50  更新 : 2021.01.30 21:17

この7月に218dをテストした際、メカニカル面での洗練に落胆したと別の記者が書いたのは記憶にあたらしい。その反面、218iはアイドリングでもクルーズ速度でも静かだし、3気筒のエンジンの振動がキャビンに入り込んでくることも、路面の振動をギアレバーに露骨に伝えることも少ない。

低回転域でのトルクも、高回転周辺での出力もパーフェクトに近いバランスを実現しているし、3000-5000rpmの間のフィールも静かでありながら力強さがあるのだ。

ディーゼル・エンジンのモデルをテストした際に感じた6速マニュアル・ギアボックスのザラつきもガソリン・モデルでは感じることは皆無。BMWらしい弾力性を持ち合わせらシフト・フィールも気持ちがいい。

ディーゼルの燃費は現実的な走行で17.7km/ℓ程度を見込めるが、ガソリンも15.9km/ℓと、ディーゼルに引けを取らない点も好ましい。

気になる乗り心地とハンドリングには極めて悪い印象はない。ただし完璧では無い点が惜しい。

たとえばこのクルマはオプションの電制ダンパーが組み合わされていたのだが、ドライビング・パフォーマンス・コントロールを ’コンフォート’ にしても、凹凸の激しい路面ではわずかながらに突き上げを感じることがあるのだ。

と言っても、メルセデス・ベンツのBクラスほど破綻しやすくぶっきらぼうなところは無いので安心して頂きたい。ただ単に、ラグジュアリーと呼べるほどでは無いと言うまでだ。

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