電動車の祭典「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」に最新EV・PHEVが集合 ついにジープ・ラングラー「4xe」が日本へ

公開 : 2023.04.02 06:45

ラングラーだって、無音で走り出す時代に

当日会場に来ていたステランティス・ジャパンのスタッフによると、「ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン4xe」は車体の各所に配されたブルーが特徴で、4xe専用のバッジ、ブラックフードデカール、TRAIL RATEDバッジ、Rubicon デカール、17インチアルミホイールを装備。

展示車のボディカラーである「アールC/C」も特筆すべきポイントとなる(他にブライトホワイトC/CとブラックC/Cも用意)。プラグインハイブリッド車だが荷室の広さがラングラーのガソリンエンジン車と同じで、左ハンドルのみを導入するそうだ。

ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xeの内装。右端が「HYBRID」「ELECTRIC」「E-SAVE」を選ぶスイッチ。
ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xeの内装。右端が「HYBRID」「ELECTRIC」「E-SAVE」を選ぶスイッチ。    高桑秀典

EVとして走行できるのは42kmだが、普段の買い物や最寄り駅までの送迎などにはこの走行距離で十分だといえ、閑静な住宅街での朝晩の走行時やキャンプ場でのサイトまでの移動時にも電力のみで走ることができる。悪路に踏み入れた際の静寂に包まれるオフロード体験も「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe」ならではのアドバンテージポイントとなるだろう。

発進時にモーターがアシストして静かにスタートできること、バッテリーの電力をすべて使い切ってしまっても4WDを維持できることも特徴で、ブランド最強の悪路走破性と優れた環境性能が融合している「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe」は、さまざまなシーンで活躍。新たな道を切り拓いてくれるのであった。

ジープは「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe」の他に、レネゲード4xe、グランドチェロキー・リミテッド4xe、グランドチェロキー・サミット・リザーブ4xeをラインナップしており、今後もプラグインハイブリッド車の比率を高めていくはずだ。自宅に充電環境が整っているジープ好きは、次期愛車として“4xe”をチョイスしてみてほしい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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