ウルスへ大感謝 ランボルギーニ・ウラカン・ステラートへ試乗 最高に楽しい1499台限定

公開 : 2023.05.17 08:25

ウラカンの後継モデルでも検討中

グラベルでも、アスファルトでも、同じように操れる。ラリークロス・サーキットの場合、コーナー内側の縁石へタイヤを乗り上げると、さらにラインをタイトに保てる。ストレートが見えたら、パワーの波に乗るだけだ。

ウラカン・ステラートは、ホントに最高。一般的なオンロード・サーキットでは、ウラカン・テクニカより数秒は遅いだろう。それでもランボルギーニによれば、初期のウラカンと同程度の速さは得ていると話す。

ランボルギーニ・ウラカン・ステラート(北米仕様)
ランボルギーニ・ウラカン・ステラート(北米仕様)

同社の技術者は、この仕上がりにとても満足しているそうだ。ウラカンの後継モデルでも、同様のバリエーションを検討しているらしい。筆者がウルスへ強く感謝する日が来るとは、想像もしていなかった。

ランボルギーニ・ウラカン・ステラート(欧州仕様)のスペック

英国価格:23万2820ポンド(約3748万円)
全長:4525mm
全幅:1956mm
全高:1248mm
最高速度:260km/h
0-100km/h加速:3.4秒
燃費:6.7km/L
CO2排出量:337g/km
乾燥重量:1470kg
パワートレイン:V型10気筒5204cc自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:610ps/8000rpm
最大トルク:56.9kg-m/6500rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    英国編集部エディター・アト・ラージ
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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