賛否両論 新型アルファード/ヴェルファイア ネットの声は?

公開 : 2023.06.26 12:45  更新 : 2023.06.26 12:45

ヴェルファイアのスポーティ路線に疑問の声

デザインがスッキリしたという行為的な声もある一方で、やはり押し出しの強いデザインになじめないという意見もあり、2代目(20系)の頃のデザインが恋しいという声もあった。

インテリアに関しては高級感がアップしたことは歓迎しつつも、先代型に備わっていた助手席電動オットマンが非装着となっている点に言及し、2列目シートに座るVIPのことを考えすぎて助手席にパートナーが座ることが多いファミリーユースへの配慮がおろそかになっているのではないかという指摘の声も聞かれた。

2.4Lターボエンジンを搭載し、専用のサスペンション・チューニングやボディ補強などでスポーティ色を高めた新型ヴェルファイア
2.4Lターボエンジンを搭載し、専用のサスペンション・チューニングやボディ補強などでスポーティ色を高めた新型ヴェルファイア

その他ではヴェルファイアをスポーティなグレードとして残したことについて、高級ミニバンでスポーティさを求めるユーザーがどのくらいいるのかを疑問視するという声も見られた。

また発表時点ですでに多くの販売会社でオーダーストップとなっている件や、一部販売店では抽選販売となっていることについて、新型車を出すのはいいが欲しいと思ったユーザーが買えない状況が長く続くのはいかがなものかという意見もあった。

それ以外の否定的な声については、新型アルファード/ヴェルファイアについてというよりは、従来のアルファード/ヴェルファイアオーナーに対する負のイメージが先行したものが中心となっており、ネットユーザーの高級ミニバンに対するアレルギー反応が顕著に表れた結果となってしまっている。

とはいえそれだけ注目度が高い車種であることは間違いないので、実車を街中で見かけるようになったタイミングでどんな評価になっているのかも気になるところだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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