アルファ・ロメオ・ステルヴィオ 詳細データテスト 乗り心地は硬め 軽さゆえの動力性能 楽しい走り

公開 : 2023.07.08 20:25

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

マイナーチェンジしたステルヴィオは、コネクテッド技術を用いたデジタルサービスを導入。スマートフォンのアプリで、リモートで車両の状態確認もできる。トムトム製ナビゲーションシステムも、目的地やあらかじめ設定したルートを、スマートフォンから送ることが可能だ。

インフォテインメントシステムは、ホーム画面をユーザーが設定でき、頻繁に使うメニューのショートカットを最上層に配置できる。かなり直観的で、レスポンスにも優れ、メニューの階層が進むほど複雑になっていく。画面自体は相変わらずやや暗くて、明るい日差しの中では見づらいこともある。

インフォテインメントはコネクテッド対応となり、メニューは扱いやすい。純正ナビは使いやすいが、ルート設定やマップ表示に物足りなさもある。
インフォテインメントはコネクテッド対応となり、メニューは扱いやすい。純正ナビは使いやすいが、ルート設定やマップ表示に物足りなさもある。    JOHN BRADSHAW

ナビゲーションシステムの機能は上々。入力もルートを追うのも楽で、リアルタイムの渋滞情報も信頼できる。とはいえ、ルート選択にはやや奇妙なところがあり、マップはディテールに欠け、ほかのプレミアムブランドの純正システムほど簡単には調整できない。

燈火類

中間グレードのステルヴィオは、新型のトリローブ・マトリックスLEDヘッドライトを装備し、アダプティブロービームとアクティブハイビームを備える。日が長かったので、その性能を試すことはできなかった。

ステアリングとペダル

ペダルは大きく、広いフットウェルに十分な間隔を空けて配置されている。気になるほどのペダルオフセットはなかったが、コラムのテレスコピック幅はちょっと足りない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 撮影

    ジョン・ブラッドショー

    John Bradshaw

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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