ウエット最速マシン選手権

公開 : 2014.10.24 23:50

テスト1:110-0km/h

最も単純なテスト。合法的な速度で高速道路を走行していた時に、誰かが何の前触れもなく自車の前に車線変更をキメ込んでくる。あるいは前方のクルマがコントロール不能な状態になるかもしれない。こちらは急制動を迫られる。こんな状況でもっとも秀でたクルマはどれなのだろう。

ここでは言うまでもなく4WDが優勢…と思いきや、車重や重量配分、タイヤなどの組み合わせが重要なキーとなり、結果はミニ・クーパーがトップ。わずか55.2mで静止した。

ともすればトヨタ86だって車重が軽いため上位に入り込むかと思いきや、残念ながら結果は下位グループ。静止までに60.1mを要した。

もう一台の例外は、フロントに255/40 ZR20、リアに285/35 ZR20のダンロップ・スポーツ・マックスを履いた日産GT-R。こちらは単純に路面に喰い付かなかった。1740kgという車重も大きく影響し、低速域からブレーキングしたとしてもズルズルと滑る始末だった。レンジローバー・スポーツも同様、タイヤ自身の性能は悪くないのだけれど、2トンを超える車重は制動の足を明らかに引っ張っていた。

結果: 1) ミニ・クーパー 2) アウディRS4 3)フォルクスワーゲン・ゴルフR 4)ポルシェ911カレラ4S  5)レンジローバー・スポーツ 6) トヨタ86 7) 日産GT-R

テスト2:混合路面における0-50km/h

よりシチュエーションに現実味を持たせるために、左側のタイヤは凍結した路面に似せた低μ路面を踏ませ、右側の路面はアスファルトを踏ませた状態で静止状態から50km/hまで加速した。スタビリティ・コントロール ・システムは作動させたままにしておいた。

優勢なのは、リアにトルク配分が優先される、リアエンジンのポルシェ911だった。これに関しては予想どおりと言っていい。トラクション・コントロールとスタビリティ・コントロールの介入は賢くスリップは最小限に抑えられたおかげで最短の2.98秒をマーク。

2位以下は911のタイムからは大きく差がついた。レンジローバーは車重と凹凸の大きいタイヤが影響してか3.74秒。3位のアウディRS4は4.0秒に落ち着いた。トヨタ86は車重が軽いものの、スタビリティ・コントロールとトラクション・コントロール・システムのぎこちなさが大きく影響し最下位となった。

結果: 1) ポルシェ911カレラ4S 2) レンジローバー・スポーツ 3) アウディRS4 4) フォルクスワーゲン・ゴルフR 5) 日産GT-R 6) ミニ・クーパー 7) トヨタ86

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