日産370Z NISMO

公開 : 2014.10.27 23:40  更新 : 2021.03.05 18:51

■どんなクルマ?

モデルチェンジが施され、6代目を襲名してから早5年。V6を載せた後輪駆動車は、フラッグシップモデルとして、NISMOのエンブレムを携えて再デビューを果たした。

先代のNISMO版といえば、本気で作りこんだシャシーを持っていたにもかかわらず、その良さを活かそうとはせず、むやみやたらと足元を固め、子ども騙しのエアロパーツをくっつけただけのクルマだった。

おかげで販売台数は振るわなかったのだけれど、当時のパンフレットを見る限り、過去最高の楽しさと運動性能を兼ね備え…とまぁ、最後まで読んでいないが色々と書き連ねているようだったので、もしかすると良いのかもなぁと思っていたのだ。乗る前は。

そして乗ってみた。これでもかと撒き散らす爆音やカチコチのアシ、これみよがしなスポイラーはお世辞にも受け入れやすいとは言えなかった。英国での売上のうち50%はNISMO版なのだから定評はあるのかもしれないが、ロードカーとしてはもっと洗練されているべきだったのだ。

以上が筆者の先代NISMOに対する思い出だ。

■どんな感じ?

そろそろ2015年版の370Z NISMOについて書いていこう。レカロのバケット・シートは新たなものにかわり、先代よりかはサポート性も向上しているものの、ユニークな前後バンパーやサイド・シルを採用している割にリア・スポイラーは ”あとはお好きに” と言わんばかりに控えめである。

乗ってみて真っ先にカーペットがふかふかになったことと、ホイールアーチに貼られた遮音材のおかげでキャビンが静かになったことに気がついた。路面の凹凸のいなしもいくぶん素早くなっているような気もする。

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