Juju(野田樹潤)ブログ

2018.09.08

第6話:Jujuの体のきたえ方 ー Juju(野田樹潤)ブログ

トレーニングの方法

走ること以外のトレーニングは、お母さんと一緒に、いつも遊びみたいな感じでやっています。お母さんは、元バレエダンサーで、体をきたえるやり方にくわしいんです。

たとえば、トレーニング用の砂のボールの上に立って、バランスを取る練習。

まず、壁に向かって両足でボールの上に立ってバランスをとります。

次に、片足を上げてまた、バランスを取ります。

それができたら、上げたほうの足をわざとゆらゆらさせて、体がボールから落ちないようにバランスを取るんです。

わたしとお母さん、どっちが長く立てたかゲーム! ってわけです。

バレエでは、体の中心がしっかりしていないと、ちゃんと腕が動かせないみたいなんですけど、それはレーサーでも同じだなって。

サーキットを走っているときって、いろんな方向から強い力で体が押さえつけられても、すぐに正しい姿勢に戻さないといけないので。

体の中心をきたえるのって、すごく大切だなって思います。

このトレーニングは、6歳ぐらいのときからやっていて、最初はちょっとむずかしかったけれど、やっているうちに、だんだんお腹に力が入るようになってきて、今ではわりと簡単にできるようになりました。

でも、毎日ではなくて、自分でちょっと気になったときにやっています。それと、定期的に三重県の「みどりクリニック」でもプロトレーナーの方にみていただいています。

今日は一生懸命トレーニングするぞー! っていうのではなくて、気づいたらやっているという感じかな。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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